2008年02月02日

最悪のタイミングで風邪orz

1). 花粉症がそろそろはじまるというこのとき、風邪をひいてしまった。orz やわらかいティッシュペーパーを使っているとはいえ、かんでばかりいるから鼻はもうヒリヒリ。扁桃腺は腫れ、痰はからむし痛いし苦しいわで眠れない。さいわい平熱よりほんの少しだけ高いていどの微微熱くらいとはいえ、本人はかなりつらいです。きのうは一日臥せっていたけれど、今日は図書館に本を返しに行かなくてはならなかったので、花粉にたいする完全防備をかためて出かけました。

 図書館で「世界史」関連本の書架を何気なく見ていたら、こんな本が目に飛びこんできた。?? と思って手に取ると、カバー写真はアイルランドのどっかの海岸線。なんとなんとプラトンの書いた「アトランティス」大陸というのは沈んでいない、それはいまのアイルランドだ、と言うからただでさえ熱っぽいのにこちらもヒートアップ(笑)。著者はスウェーデンの地理学者氏らしい。おもしろそうとは思ったが、体調のことを考えて今回は借りなかった。またにしますか。とりあえず音楽関連本のみ借りました(→原本版元の関連サイト)。

 世界史関連ではほかにこんな本も。ブレンダンがまさに生きていた西暦535年になにかとんでもない天変地異があったらしい。手許の南海地震関連記事の切り抜きにも、大分県の池の地層をボーリング調査したら、250-500年代に大津波の痕跡があることが判明している。さっそく図書館でパラパラ拾い読みしたら、世界各地で535年以後数年間、太陽光がほとんど射さない、異常に寒冷な時期があったという。アイルランドつながりでは、このころから血なまぐさい内戦状態に入り、北イ・ニール王族がだんだん覇権を握るようになり、「アイルランド上王」を名乗るようになったんだとか(pp.179-186)。また535年を境に、旧来の古ゴイデリック語が衰退し、古アイルランドゲール語へと取って代わられた…なんて説も初耳! 英語版Wikipediaの記事を見たらたしかに6世紀なかばごろには古アイルランドゲールに切り替わってますね。もっとも古アイルランドゲール以前の古ゴイデリック語の名残は、オガムと呼ばれる線刻文字としていまでも西海岸地方各地に残っています。例を挙げれば、ラテンアルファベットの'i'だったら縦線上に丸点(dot)5つ。'n'なら縦線右側へ横棒5つ。Munsterという地名ももとはこのゴイデリック由来の古アイルランドゲール語Mumhaだったらしい。そうか、それでブレンダンは弟子を連れてどこか新天地を求めて船出したんだな、で、たどり着いたのが北米東海岸のどこかなんだな(もちろんこれは個人的妄想。セヴェリンの実験航海に代表される「北米大陸到達説」は前世紀半ばごろまで一種の流行を見せていた)! いずれにしてもこちらの本もいろいろ突っこみどころ満載のようですね。

2). ほんとはいろいろ書きたいことはあるのだけれど、いかんせん体がついてゆきません。本来もっと早く書くべき予定だった記事もけっきょくなにも書けずじまい。しかたないので、手短かにまとめてメモしてお茶を濁すとします。

 まずはこちら。とにかくぶじでなにより。いまどきのセイラーって、みんなWebをじょうずに使いこなしていますね。ヘイデルダールの孫がおこなったバルサ筏「タンガロア」号航海のときもそうだったし。今年の春にはまた堀江さんがマーメイド号で出航するらしいけれど、長旅のぶじを祈ります。それと、NYTimes記事ではこちら。また人工衛星のfree fallですか。燃料に有毒物質が使われているとか。気になりますね。それともうひとつはこれ。へぇ、いまどきのDJってiPod使ったりするんだ! DJの世界もいまやアナログ機器離れが進んでいる、ということでしょうか。画像左側のPacemakerなる携帯タイプは日本市場にも投入されるそうですよ。また動画投稿サイトのDJ版みたいな共有空間も用意してあるらしい。このへんがいかにも、という感じではあるが、やはり時代の流れを感じるな…。

posted by Curragh at 19:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々の雑感など
この記事へのコメント
お体、お大事にして下さい。私も花粉症なんで注意してます。
あと、気候等の環境変化による人間社会へ影響って、結構あるみたいですね。歴史上の出来事の背景には、そういった要因に起因することもあるそうですし。
今後の研究を待たねば、なんとも言えないのかもしれませんが、興味深いお話ですね。
Posted by alice-room at 2008年02月03日 19:09
お気遣いいただき、ありがとうございます。m(_ _)m

alice-roomさんも花粉症ですか。いまはまだいいのですが、これからがほんとうに気分の滅入る季節で、考え方までマイナス思考になってしまいます。この季節は冗談ぬきで杉林の存在がうらめしくなります。
Posted by Curragh at 2008年02月04日 19:53
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/10405927
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック