2006年09月18日

新生テュークスベリー…だが

 1). Tewkesbury Abbey Schola Cantorum、本拠をちょっと離れた町チェルトナムに移した新生テュークスベリー・アビイ・スクール聖歌隊ですが、今月27日オンエアのBBC Radio3のChoral Evensongに登場です。以前、この件についてVoAメンバーの情報を知っていたので、放送はいつごろかなと楽しみにしていました。が…

 そんな折りも折り、ひさしぶりにVoAをのぞいて最近の動向をチェックしていたら、こんな投稿を見かけました…。

...The choir, on their maiden outing, were much involved -
introit, psalms, canticles, anthem, numerous hymns, and concluding Te Deum. There were ten adult singers and thirteen choristers, of whom three were brand new probationers. Andrew Swait has moved on, but Tom Ooi is still in fine voice. The standard of singing was impressive - not technically immaculate at every point, but controlled and musical: the pianissimo was engaging, and, despite the diminished number of boys, the fortissimo had a splendid ringing tone that filled the Norman vaults very satisfyingly.

下線部、正直言ってなんのことなのかわからなかったのです(恥ずかしながら)。moved onっていったいどういうこと?? さっそく投稿した英国人メンバーにメールしてみたら驚くべき返事が。なんとあの名ソリスト、アンドリュー・スウェイトくんが聖歌隊を辞めていたというのです…。問い合わせメールに、「せっかくの投稿文をよく理解できなくて申し訳ない」みたいに書いたら、「いや、こっちこそわざとあいまいな書き方をして申し訳ない」とこちらへの気遣いのこもったことばまで添えていただいたのですが、ではなんでアンドリューくんは新生テュークスベリーで歌ってないのか? については「あくまでプライヴェイトなこと」として、口外しないでほしい…と口止めされているのでこれ以上は書けません。…とにかくアンドリューくんはもはや新生テュークスベリーの聖歌隊員ではないということです。

 この件について、なにか新しい情報が入ったらVoAに投稿するかも…とも書いてあったので、とりあえずは情報を待つしかないようです…。

 2). 話変わってLiberaの新譜Angel Voicesこちらの通販サイトを見たら、公式より先にアルバム画像が掲載されてました。…こんどのデザインは子どもたちですか…トム、ジョシュ、マイケルなど役者勢揃いの感ありですが、なにげにエドが目立ってますね(気のせい?)…。£7.99ということは、2000円しないんですね、現地では…。

3). 最後にレーゲンスブルクとドレスデンの聖母教会について。こちらでローマ教皇がレーゲンスブルク大聖堂で聖歌隊とともに礼拝に参加しているもようが見られます(ダウンロードも可能、RealMediaファイル)。…それにしてもレーゲンスブルク大聖堂ってでかいですね…どこの大聖堂もこのくらい大きいんでしょうけれども。ここのオルガンで演奏されたバッハのCDをもってますが、このオルガン、1980年代に聖堂内部が修復されたときに音響的にもっとよい場所へ移動して作り直す話があったそうです。CDはバッハ没後250年を記念して2001年に出たもので、いま現在「きちんとした大オルガン」建造の話がどうなったのかは知りません。動画で音を聴くかぎりではおんなじ楽器みたいです。

 …オルガンついでにドレスデンの聖母教会。世界大戦で破壊されるまでここのゴットフリート・ジルバーマンオルガンはバッハも弾いたというたいへん貴重な楽器でした…いまの楽器はおそらく当時の仕様にできるかぎり忠実に再現したものと思いますが、新ジルバーマンオルガンによるバッハのオルガン作品集みたいなCDをぜひ出してほしいところです。

 …それにしても聖母教会を復元させたドイツ人の不撓不屈の粘り強さはほんとうにすごい。この教会がドレスデン市民にとって、いかにかけがえのない存在であったのかを思い知らされます。いまのドレスデンを撮った写真を見たことがありますが、街の中心部に聳え立つ聖母教会のまばゆい白の輝きがたいへん印象的でした。バッハが眺めたのもこんな風景だったのか…と思うと、感慨深いものがあります(ドレスデンについてはこちらのblogも参考になりました)。

posted by Curragh at 19:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽関連
この記事へのコメント
リンクを辿っていたらこちらに来ました。あのような文章が参考になったか、汗が出てしまいました。

機会を捉えてドレスデンを訪れています。最後は2004年の冬で、ほとんど覆いがはずされた教会の全貌を見ることができました。

今後もよろしくお願いいたします。
Posted by HIDAMARI at 2007年01月28日 11:27
ひだまりのお話の管理人さま :

こちらこそお越しいただいて光栄です!

聖母教会関連のblog記事を探していたときに管理人さまのblogを発見しまして、ドレスデン関連の記事がとても参考になったので記事中にもリンクしてしまいました(音楽関連記事も充実していますね! とても参考になります)。

はじめて「ひだまり」の聖母教会再建の記事を読んだとき、バッハも弾いたジルバーマンオルガンのくだりで思わず目頭が熱くなってしまいました。ほんとうに、ドレスデン市民の思いのものすごさには計り知れないものがあります。そしてこれは個人的な希望ではありますが、もしまたドレスデンを再訪されるようでしたら、ジルバーマンオルガンのことも報告していただけるととてもうれしいです。ドレスデンつながりでは、来月末、ドレスデン聖十字架合唱団による「マタイ受難曲」横浜公演を聴きに行きます。ドレスデン市民の思いも心に留めつつ、バッハ宗教音楽の最高傑作の世界に浸りたいと思います(ちょうどLent期間なので、時期的にもふさわしいですね)。

もしよろしければ当方blogのリンク集にも、「ひだまりblog」を「お気に入り」リンクに追加させてください。
Posted by Curragh at 2007年01月28日 20:54
ドレスデン“再訪”は、たぶん2008年でしょう。

自分の眼で、フラウエン教会の様子を確かめたい
のです。

リンクの件、ありがとうございます。
Posted by HIDAMARI at 2007年01月30日 00:41
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