2015年06月14日

あら、米国にあったのね! 

1). まずけさ、知ったばかりの ↓ 。知らなかったけれども、この超有名な肖像画、いままで米国に保管されていたんですね !! ビックリした。とにかくぶじ「里帰り」したわけなので、まずはめでたしめでたし、ということか。


2). けさ、再放送にて全編聴いた、こちら。なんでもリクエストのお題は「除湿クラシック」だそうでして … 番組後半、「宗教曲で除湿」、そして「オルガン曲で除湿」ってなんだかよくわからないコーナーになってしまいましたが … とプレゼンターのゲレンさんが言っていたけれども、そうですねぇ、気持ちだけでも、すこしは爽やかになりたいものです。ほんとこの季節は蒸してて個人的にかなりツラいし、まったく depressing ですわ。

 ところで思わぬ収穫もありました。シュヴァイツァーのオルガンの師匠、シャルル・マリ・ヴィドールの「バッハの思い出」という作品。これはおもしろいですね、知らなかった。そして、かつての OTTAVA Stella でときおりかかっていた、ブクステフーデのコラール幻想曲「暁の星のいと美しきかな BuxWV. 223 」 。これはたぶん、ジュリア・ブラウン盤だと思う( ちがっていたらごめんなさい )。ついでに深夜帯におなじくときおり流れる、バッハの「小フーガ BWV. 578 」は、これはまちがいなくヴォルフガング・リュプザム盤によるもの。この音源をはじめて聴いたのも OTTAVA Stella で、その解釈も演奏もとても気に入ったので、昨年アルバムを買いました。

 その前にかかっていた、エルガーの「永遠の光」、フランクの「天使の糧」も、音源は不明ながら、よかった。というか個人的には、そのまんまラテン語表記で言ってくれたほうがよかったけれども。エルガーのほうは、有名な「ニムロッド」の合唱ヴァージョンですね。

 オルガンついでに、こういうのもあります。「ベト6[「田園」ですね ] 」も大好きなので、こちらのオルガン独奏盤とかないかしら、と思って探してるんですけれども、あいにくこっちはないみたいです orz

追記:いま聴取している林田さんの Salone 。「ビバ! 合唱」でもおなじみだった花井哲郎先生と対談してます。花井先生主宰の合唱団によるギヨーム・ド・マショーの「ノートルダム・ミサ」とかかかってましたが、なによりおもしろいのは、西欧の修道院についてのお話。なんと !! 花井先生自身、修道士志望だったんだとか。どうりでお詳しいわけです( ヒマさえあれば修道院に「入り浸って」いたらしい。「客人を受け入れるのも、修道院の大事な仕事」)。聞き手の林田さんは、やはり、というか、ローマカトリックにおける修道院制度、「聖ベネディクトゥスの会則( 「戒律」というのはなんかこわいじゃないですか、ムチ打たれるようで、とかおっしゃっていましたが、たしかにアイルランド系、とくに聖コルンバヌスの修道院ではそんなおっかない「戒律」のもとで修道士が生活していた … というのはまぎれもない事実ではあるが、そういう「きょくたんさ」に走らないために普及したのが「ベネディクトゥスの会則」であり、やがてクリュニーとかシトーとかのベネディクト系修道会が幅を利かせ、アイルランドのケルト系修道院は廃れていった … という背景がある )」のこと、聖務日課のこと(「修道院ってけっこう忙しいんですよ」)、中世の「宮廷愛」と聖母信仰のこと、については不案内のようで、これらの花井先生のレクチャーを興味津々、といった感じで熱心に聞いているようすがビンビン伝わってきました。花井先生は、「聖母礼拝堂」とか「寄進礼拝堂」についてもその該博な知識を披露してました( これについてはこちらの拙記事参照、またこちらのサイトも役に立ちます )。

 「こんど修道院にいっしょに行ってみませんか?」と水を向けていた花田先生のお話は、この手の音楽を聴く人はぜひとも耳を傾けてほしい、と門外漢でも思うほど中身が濃くて、わかりやすいと感じたので、かく申し上げたしだい。再放送でも再々放送でもいいので、聴いてみてください。何事もそうだろうが、やはりこの手の宗教音楽作品の背景について、知ると知らないとでは、天と地ほどの差がある。

posted by Curragh at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近のニュースから
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