2006年10月24日

In Tune

 ついこの前書いたばかりのBBC Radio3のIn Tuneですが、書き方が不正確でした…よくよくサイトを見てみたら、「オンエア後一週間」という制限つきオンデマンド聴取用リンクが当日の放送曲目とともにちゃんと張ってありましたorz(→こちら)…というわけで、いまのハリーくんの声と歌が聴けてしまいました。ハリーくんの生の声を聴くのは前回のBAC来日公演以来のこと。長かったような、あっという間だったような…あいだにはさまった昨年は個人的にはLiberaにはじまりBoni Pueriで終わったような年だったな…(「歌う王子」はなんと韓国(!)に来るらしい。なんで??)。

 ひさしぶりに聴くハリーくんの「声」でしたが、まだ15歳だし、思っていたほど声は低くなっていない印象でした。生歌も披露してくれましたが、パリ木で言うところのボーイアルトくらいの声域かな…まだ喉を気づかっているような歌い方ではありましたが、やわらかい、ぬくもりのある歌声で、この分だとなんとか変声を乗り切って大人の歌手として返り咲きそうな期待を抱きました。オンエアされたアルバムは「美しき水車小屋の娘」から終曲「小川の子守歌」、それとその前にリリースされたMy own country から'Over the mountains'でした。

 インタヴューでは「美しき水車小屋の娘」をトレブルソロで歌ったことについて(レコーディングは14になったばかりのとき。「初恋に落ちて失恋する若者の歌」というのがこの作品の主題。ディースカウのような円熟した年配歌手が歌うのと自分が歌うのとではまるでちがう仕上がりになるから、作品の見方が変わるかも…ぼくはこの作品の解釈として清新さというかナイーヴさを強調してみた…むずかしい試みだったけれどもとてもやりがいがあった…」みたいなことを言ってました)、近い将来、声が安定してもうすこし経験を積んだらまたシューベルトを取り上げてみたいけれども、シューマンの歌曲も考えているとか、声変わりしたばかりのいまは大声を出さないようにしているから声の調子はわりと安定しているとか、いまもテノールとして礼拝で歌っているともこたえてました(たぶん…保証はしませんorz)。

 番組の前半にはなんとサン・サーンスの交響詩「死の舞踏」オルガン独奏版! 演奏者はトーマス・トロッター。調べてみたら、独自レーベルからリリースしているアルバムに収録されている曲らしい。

 オルガン独奏版、というと、昔、ヴィヴァルディの「四季」のオルガン盤LPなんてものが出てましたが…こっちはCD化されていないみたい。

posted by Curragh at 08:01| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽関連
この記事へのコメント
Curraghさん、初めまして。Keikoと申します。ボーイソプラノファンの1人です。以前AledやBilly Gilmanくんのお話、読ませていただいて、とても感動しておりました。。Billyのことは全然知らなかったのですが、トレブル歌手にとっての変声の問題って本当に複雑ですよね。理解してあげたくてもしてあげられないような、、もどかしさを感じます。そしてとうとうHarryも!!私はリアルタイムで聴いていたのですが(3:00 a.m.でした・・・・)涙が止まらなくて・・・

よろしければ、私のブログにもおいでいただければ嬉しいです。(9月にスタートしたばかりなんですよ。いくつかカテゴリがありますので、Harry Severのところご覧になってくださいね。上記アドレス貼り付けておきましたので。)Harryのinterviewの詳細書いております。あと、DSMのProgramme notesの全訳なども載せています。お気づきの点などご指摘ご指導いただければと思います。取り急ぎご挨拶まで。
Posted by Keiko at 2006年10月28日 13:37
Keikoさま :

ご挨拶とコメント、ありがとうございます!

コメント欄ではいかんせんスペースがなかったので、さきほどメールを送信させていただきました。
m(_ _)m

In Tune・インタヴューの詳しい解説、すごいです。「水車小屋…」ライナーの訳もすごいですね。ハリーくん本人が書いていたんですね! 自分はまだ入手していないもので、知りませんでした…。

おそらくクラシックでは「楽曲解説」を14歳の少年歌手が書いた、という前例はないのではないでしょうか。最年少記録かな?? > ハリーくん。

Severの発音も人によってまちまちですね…以前聴いたBBC Radioでは「セヴァー」のように聞いていたのですが、今回はちょっと間延びしているような…でも厳密に表記するならやはり「セヴァー」のほうがいいみたいですね。ご本人はなんと発音しているのだろうか…。Proper nouns はほんと厄介で泣かされます。
Posted by Curragh at 2006年10月29日 13:40
Curraghさま、お返事ありがとうございます!

また、DMまで頂き、感激です。ただ今gmailの方に返信しておきました。

Severの発音、インタビュアーは確かにセヴァといったりシーヴァと言ったり変でしたね。勿論セヴァが正しいですよね。その点についても私のブログのほうにまた書きたいと思っています。

では、またよろしくお願い申し上げます。
Posted by Keiko at 2006年10月29日 16:10
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