2016年05月09日

バッハのヴァイオリン協奏曲の「オルガン独奏版」⇒ B−S の新星 from Norway

1). 今週の「古楽の楽しみ」、なんでもバッハの現存する「ヴァイオリン協奏曲」特集だそうで、けさはひととおり( BWV. 1041 − 43)かかってました。最後の「2台のヴァイオリンのための … 」は、とくに緩徐楽章での二丁の独奏ヴァイオリンどうしの、えも言えぬ美しいかけあいがひじょうに有名な作品なので、聴けばああこれか、と思われる向きも多いと思う … が、ワタシにとっての本日のお楽しみはそのあとにやってきた。なんと、寡聞にして知らなかったが、っていっつもこればっかで申し訳ないけど、この一連のヴァイオリン協奏曲、「オルガン独奏用」として編曲されたアルバムなるものが存在していたことが判明 !! これにはまいった。またしても磯山先生にしてやられた( 苦笑 )。

 で、さっそく例のとこに行って探してみたら … ありました、これか。演奏者のボッカッチョなる方も初耳で、磯山先生が手短に紹介されたパドヴァにあるという使用楽器についてもよくわからない。掲載画像の見た目で判断すると、どうもレプリカ楽器っぽい気がする。でもってワタシは番組でかかった作品ではなくて、映画「わが母の記」で滑沢渓谷[ 旧天城湯ヶ島町、現在の伊豆市 ]付近を行くボンネットバスのシーンで印象的に使われていた、BWV. 1041 の「アンダンテ」を聴いてみました … 真夜中にえんえん流れる OTTAVA のライブラリー収録曲にも使われていて何度も耳にしているこのアンダンテ、けっこう好きなんです。まだ全トラックは聴取してないけれど( 木曜まで毎日かけるって先生がブログ記事で書いてましたけども )、これはすばらしい編曲だ。そしてこういう編曲ものでどうしても思い出すのが、前にも書いたことながらヴィヴァルディ「四季」オルガン版。昔、まだ LP というものの全盛期、クラシックのコーナーにてこれを見かけて興味をそそられたことがある。その後ヴァルヒャによる「バッハ オルガン作品全集」を大枚はたいて買ったとき、いずれこの「四季」も CD 化されるだろうから出たら買おう、なんてのんきに構えていたけど、けっきょく出なかったようで … 少し前にぐぐってみるも、ついぞお目にかかれずじまい( ちなみに前記事の故マッカーナ教授の著作 Celtic Mythology、破格のお値段で売られているのを見かけたのでこっちは注文済み )。

 また OTTAVA ではこういうのもかかってました( 初版で言うところの「12 度の転回対位法による原形主題と新主題の二重フーガ[ コントラプンクトゥス 9 ]」)。これは「初版譜」にもとづく演奏ではなくて、「ベルリン自筆譜 P 200 」にもとづく演奏盤でして、ついでだからと番組でかかっていた9番目のフーガ( ベルリン自筆譜では「フーガ 第5」)のほかに出だしの「4声単純フーガ[ コントラプンクトゥス 1]」を聴いてみたり。たまには「自筆譜」ヴァージョンもよいなあ、と感じたしだい。

2). 最後にお決まりの脱線。最近、めっきりボーイソプラノ / トレブルのアルバムを聴くことが少なくなってきたけど( 飽きがきた、というわけではアリマセン。先日も SBS ラジオだったかな、静岡市出身の歌人の田中章義さんが「ウィーン少( WSK )」のことをしゃべっていたのをたまたま耳にして、おやこの方も同好の士だったのかと思ったり )、最近、動画サイトで偶然見つけた、ノルウェイのこの子がちょっと気になってます。声質は、かつてのアレッド・ジョーンズを思わせるところがあって、こちらも負けじとすばらしいです。



posted by Curragh at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | NHK-FM
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