2019年12月31日

ウン十年生きてきて、初の「著作」を刊行した話

 厳密にはまだ完全にフリーランスではないけれど、フリーという仕事形態に軸足をだんだんに移していくなかでもっとも悩ましいのが、「仕事の切れ目」。なるべく依頼が切れないようにと考えて引き受けたつもりが、こちらの予測をはるかに超えて? うれしいのか悲しいのか、よくわからない状態になることってときおりあると思うんです。で、いまのワタシがちょうどそんな感じ。2年ほど前からいまのような生活スタイルになったんですが、まさか年末年始も休まず稼働しっぱなしになるとは思ってもみなかったので、困惑しつつも楽しんで自分の好きな仕事に励んでおります。

 と、前置きはこれくらいにして、ホントはもっともっと大事なお知らせがあるんです … じつはワタシ、人生初の本を書きました! 本、と言っても、小冊子といったほうがふさわしいくらいの、ささやかなもんです。

 書名は、『《輝き》への航海──メタファーとしての「ラブライブ! サンシャイン !!」』でして、これは紙の本じゃなくて、Amazon Kindle ストア経由で流通している電子書籍というやつでして、本屋さんで売られているふつーの紙の本のような「実体」というものがありません。で、なんせはじめてのことだから、いったいどうやって「出版」すればよいのかもまるでわからず、脱稿したあとはほんとに手探りでやっとこさ、自分の誕生月である 10月にむりやり間に合わせ、なんとか刊行の運びとなりました(当たり前ですけど、原稿を書き終えるだけで1年くらいはかかっている)。

 じつはさらに「じつは」があって、「やっぱ紙の本も作りたいな〜」と思ってググったら、なんとなんとこういう Web サービスがありまして、何冊か作ってもらいました(と言うと聞こえはいいが、じっさいは目次にノンブル入れ忘れたりでおシャカにしてしまった分もカウントしてのこと。Kindle 本は「リフロー」形式でいわゆる「ページ」という概念がないので、目次にページ番号を割り振っていなかったのが失敗のもと)。

 自分の本の宣伝、とくると、今年は京都の観光大使だかなんだかを仰せつかっていた若い芸人さんが Twitter で、いわゆる「ステマ」もどきなことしてしっかり報酬はもらっていた、なんてことがバレて叩かれたりしました。自分の書いた本を自分が宣伝するぶんには問題なかろう、とは思うんですけども、インスタントに世界とつながってしまうこのご時世、うっかり不用意なこと書こうものなら矢だのテッポウの弾だのどこから飛んでくるかもしれぬ。なのであんまりおおっぴらに言いたくはないんですけど、このさいだからハッキリ言います──「みんな、買ってね !!(『サンシャイン!!』第1期5話、「リトルデーモン4号」になった黒澤ルビィふうに)」。

 もうすぐ年明けを迎えますが、この小冊子についてはいくつか書きたいことがあるので、また稿を改めてここでも告知がてら、書き足すことにします。それでは本年はこのへんで。ちなみにいま、なんの仕事をしているかといえば、レバノンにトンズラした哀れな男に関する長めの取材記事の訳出(なんとタイムリーな、というか TV の前でひっくり返っていた)。これ以上は守秘義務上、言えませんので悪しからず。

 … 来たる年も、とにかく前を向いて歩いていきましょう。「人生はすべてが苦である」と言ったのはお釈迦さまですけど、だからこそ、「うわっ! と思う瞬間がある」と高倉健さんは生前、おっしゃっていた。「《いまここ》で永遠を経験しないかぎり、どこへ行っても経験することはできない」と比較神話学者ジョー・キャンベルも言っている。たとえどのような世界であっても、そこに生きる人がみな生き生きしていれば、それだけで世界は救われることになる。これでも人並みに 50 年、生きてきて、ますますつよくそう感じるようになりました。

【書いた本人による広告】
京都の観光PRで芸人さんがをもらっていながらステマっぽいことして叩かれたりしたので、「コレは広告です」と、まずは断っておきます。

このたび、人生初(!)の電子書籍を出版しました。書名は『《輝き》への航海−−メタファーとしての「ラブライブ! サンシャイン!!」』。Amazon のKindle ストアで販売中です! 価格はワンコイン100円、安い!

https://www.amazon.co.jp/《輝き》への航海-メタファーとしての『ラブライブ!-サンシャイン-』-Ryuichi-ebook/dp/B07ZBZKPT4/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=《輝き》への航海&qid=1572425044&s=digital-text&sr=1-1

率直な気持ちを書けば、いままで生きてきたのはこのささやかな小冊子を書くためだったのかな…なんて思うこともあります。とにかくこのアニメ作品に出逢ったことじたいが嘘偽りなくキセキみたいな話なので、このすばらしい作品を作ってくれた人すべてに、まずは感謝、感謝です。
下世話なことを申しますと、一度くらいはバズりたい…なんて思ったりもしますが(a thought-provoking booklet だと思ってます)、とにかく中身で勝負! というわけで、興味ある方は読んでいただけますと幸いです。

そして今日は、本文でいちばん多く引用している比較神話学者ジョーゼフ・キャンベルの命日でもあり、謹んでこの小冊子を捧げたいと思います。

千歌ちゃんとAqours のみんな、thanks a lot❣️ #amazonkindlebook #輝きへの航海 #voyagetoradiance #沼津芹沢光治良記念館 #未体験horizon #国木田花丸 #Aqours #ラブライブサンシャイン #lovelivesunshine #manuscripts #samplepagesfrommybook #macbook12 #pahoehoelava #questedelsaintgraal #聖杯の探索 #カールユング #carljung #josephcampbell #内浦地区沼津 #三津海水浴場沼津 #shizuokaprefecture #shizuokaprefecturejapan


この記事へのコメント
明けましておめでとうございます。
また、処女作の上梓おめでとうございます。

手持ちのFire HDから購入し、【はじめに】のみ読了です。しかし、読んで感じたのは「ラブライブ!シリーズ」を読むなり、見るなりしないとはじまらない、ということ。もちろん、そのまま読みすすめ、それからコミックやアニメというのもおもしろいかもしれないのですが、作者としてはどうなのでしょう。
Posted by aeternitas at 2020年01月09日 17:53
新年おめでとうございます m( _ _ )m

コメントに気づくのがたいへん遅くなりまして、まことに申し訳ありません。その理由については近いうちにここに書きます。

それと、拙著をお買い求めいただきまして、心より感謝しております。じつは細かい部分ではありますが、タイポが二箇所ございます。ただ、電子書籍原稿を製本版にするときにもとのフォーマットを改変してしまったため、手直ししたくてもちょっとできない状況であることを、前もってお詫びしておきます(リフロー形式ページレイアウトが崩れてしまうため)。改訂版を出すときにはもちろん直しますが、いまのところ予定はないです…

そうですね、じつは最近まで公式さんが『ラブライブ! サンシャイン!!』TVアニメ本編全話を無料開放していたんですけど…とりあえずはこのへんからどうでしょうか↓

https://www.youtube.com/watch?v=84uGWTqVuBQ

それと、その前の物語になる『ラブライブ!』全話までは見なくても大丈夫だと思います。お話じたいは、Aqoursの成長物語として独立していますので。ちなみにこの冊子を書いていたとはいえ、ワタシは聖地民の特権を生かして劇場版を合計10回、映画館で鑑賞しました ( > < )/
Posted by Curragh at 2020年01月13日 18:12
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