2008年10月06日

懐かしソングに空耳(?)アワー

 …最近、70年代に流行ったという歌が NHKラジオ第一放送でたまたまかかっていて、「あいつ、…あいつ、…」と連呼するやたらカン高い歌声が聞こえてきた。曲の紹介で、歌っているのはジミー・オズモンドという名前の少年だということがわかった。ちなみに BCSD にも…しっかり掲載されていて、しかもいまだ現役!! そういえば以前、VoA で知り合ったドイツの方よりどっさり音楽CDが送られてきたことがあり、そのなかにルネ・シマールというカナダの少年歌手の歌も入っていました。BCSD で調べてみたら、なんとジミー少年とほぼおなじ時期に日本国内で活躍していたときがあり、日本語で歌った代表作が「ミドリ色の屋根」だという。どんな歌なのかはちょっと記憶にない ―― 幼稚園にも入園してないときなので ―― そのうちまたこっちもリクエストでかかるかな。そして何か月か前にも、ニール・リードというスコットランド出身の少年歌手の歌った「ママに捧げる詩」という曲もかかりまして、へぇ、あの当時ってこういう外国人少年歌手ものが流行っていたんかと思いました。あ、そうそうこの時代はまだカーペンターズも現役でしたね。つい先日も「ラジオ深夜便」の 2時台でかかってましたが。でもこの歌、けっこうよかったですね。70年代はいい歌が多かったような気がする。

 … とここでいきなり話が横道にそれますが、この前、「気まクラ」にて「モツレク」の「サンクトゥス」後半でたたみかけるようにはじまるフーガ歌唱部分が「大阪いいでっせ…」に聞こえる…とかなんとか、そんなお便りが紹介されていて、ソプラノ歌手の幸田浩子さんがけらけら笑っていた。'Hosanna in excelsis Deo ...' がそう聞こえる…らしい。まるでいつぞやの深夜番組の「空耳アワー」みたいな話です。で、個人的に「空耳」なのが、これ。以前ここにもちょこっと紹介したことのあるオランダの少年歌手デーミスの歌う'Ga Dan(=Go then)'。これ歌詞のある部分が「エヌエチケイ」に聞こえてしかたがない(笑)。運良くこちらのページにオランダ語原歌詞も載っているから確認してみると、どうも 'En het kan je niet schelen hoeveel ik je mis' のところがそう聞こえてしまうらしい。… 以前このインタヴュー動画を紹介していたサイトによると、インタヴューではたとえば「おい、デーミス ! 」と頭をたたかれるのがイヤとかなんとか、そんなこと言っているみたいですが…なんだかこの司会者、尋問でもしているみたいだ( 苦笑、ちなみにデーミスくんはいまはテクノ系DJで、その手の音楽を売りこむ会社も持ってるらしい )。

 …空耳ついでじゃないけれど、いまさっきそのNHK-FMで聴いていた「オーケストラの夕べ」。バーバーの「弦楽のためのアダージョ」が演奏されてましたが、案内役の作曲家吉松隆氏が、作曲者が本来考えていた作品像というのをはるかに逸脱してひとり歩きしている作品のひとつだというようなことをおっしゃっていました。ベトナム戦争映画に使われたり、9.11追悼式のときにも使われたり。もともとこれは弦楽四重奏曲の緩徐楽章にすぎなかったのですが、作曲者バーバー自身、のちにある方向性を向いてしまった使われ方にたいしていささか困惑していたらしい。そうは言っても作曲者みずから'Agnus Dei'というタイトルまでつけて8声の声楽曲に仕立て直してもいるけれど…。そのあとで見た「N響アワー」でも、マーラーの「5番」がかかって有名な4楽章「アダージェット」も流れた。この楽章も「ベニスに死す」のようなイメージがあまりにも強いけれども、もともとは妻アルマに捧げられた「愛の歌」だったようです(ドレヴァンツの指揮は、最近の傾向としては珍しく呼吸をたっぷりふくらませている部分が目立っていて、最後もぎりぎりまで引っ張ってました)。というわけで、最後にバーバーの「アダージョ」をオルガン独奏版で、どうぞ。


2014 年 1月13日追記:'Ga Dan' 原歌詞について。たまたま確認したらリンク切れだったので、あらためて掲載ページを見つけて貼り直しておきました。ちなみに内容ですが、オランダ語はさっぱり … だけれどもおそらく「ぼくとママのことより大事なものがあるんなら出て行けば」くらいのことかしら、と思い、念のため「Google 翻訳」で確認したらどうもそんなとこらしい。


posted by Curragh at 02:37| Comment(8) | TrackBack(0) | 音楽関連
この記事へのコメント
なんと、、ニール・リードのMother of Mineのことを、Curraghさんが、今とりあげてくださるとは、嬉しいじゃありませんか!!

はい、わたし現役でよく聴いておりましてねえ。。。。上手でしたよ。きれいな曲だし・・考えてみれば私のボーイソプラノ熱の原点かもしれません。最近、長崎の年老いた両親が弱ってきたこともあって、以前よりも母のことを思う時間が多くなったせいか、なんだかふと懐かしくなっていたところでした。うぐっ。

それにしてもこの少年、何者かも全然しらなかったのですが、、そうですかスコットランド人。。。で、BCSDをみると、聖歌隊の式服を来たジャケットがありますが、スコットランドのどこかのヘッドコリスターだったのでしょうね。今はもうおぢさんでしょうが。。。
Posted by keiko at 2008年10月07日 13:59
もうかなり古い話ですが、「音楽の友」誌に、当時日本でも大ブレイクしていたアレッドのことを「少年老いやすく…」とかいうタイトルで俎上に上げていた記事がありました。いまとなってみればずいぶんと失礼な、よけいなお世話的な記事でしたが。そんなことも思い出してしまいました。

ついでに「空耳」って英語ではどう言うか、なんてまた英語のできる方にこんなクイズ出してしまって恐縮ですが…。TV版の「チャロ」でもちょうどタイミングよく「空耳」に当たる表現を紹介してました。また音楽からきたイディオムもいくつかありますね。'pull out all the stops'とか、'play it by ear'とか。
Posted by Curragh at 2008年10月08日 07:28
いやっ・・・そういう、日常的なliving Englishはさっぱりお手上げです。昨日から騒がれているオワンクラゲの蛍光タンパクだとか、iPS細胞とかの英語でしたら、任せてください(・・って誰も聞かないか。笑)

あれから気になってYouTubeでニール・リード少年の懐かしい歌声を探しました。。今更ながら驚きましたよ。抜群の安定感とfine bivrato...ついでにジミー・オズモンド少年のもあったので、ちょっと聞き比べてみましたが、、、比較の対象にならないくらい、ニールの方が上手ですね。
Posted by Keiko at 2008年10月09日 10:47
「蛍光タンパク」ってそのままfluorescent proteinかしらと思って「英辞郎」で調べてみたらやっぱりそうでした。正しい言い方なのかどうかは、わかりませんが。クイズの正解は、あっけないほどかんたんでして、'hear things'です。'see things'は「幻を見る」ですね。

オズモンド少年(いまはすっかり…)の歌とリード少年の歌は、もちろん比較にはなりません。ただ、当時はこの手の外国人歌手が――なんだか理由はわかりませんが――日本語で歌うというのが流行っていたということが言いたかったことなので、このさいだからまとめて出してみました(笑)。

「アダージョ」のすばらしい演奏のほうも、ぜひ楽しんでください。
Posted by Curragh at 2008年10月09日 19:06
fluorescent protein、Curraghさんもちゃんとご存知だったのですね。いつもながら、多方面に勉強熱心でいらして、頭が下がりっぱなしです。基礎研究の大切さを力説してくださっていましたが、私も普段の翻訳作業中にあまりにもしょっちゅうGFPが出てくるもので、そんなに昔にしかも日本人が発見したものだとは思いもしなかったです。TVで第一報が入ったとき、クラゲが映ったので、GFPかなっていうことはすぐわかりましたけどね・・・

>日本語で歌うというのが流行っていたということが

えっ??そうでしたっけ・・・記憶にないのですが、、、男女のデュエットで「ナオミの夢」なんてのはすごくヒットしましたけどねえ(笑)
Posted by keiko at 2008年10月24日 18:07
きのう、NHKラジオ第一でルネ・シマールの歌う「ミドリ色の屋根」がかかりましたよ。1974年の、たぶん「ドーナツ盤」(笑)。歌い方はとてもしっかりしていて、ニール・リードといい勝負かも。でもなんか無理やり(?)日本語で歌わされているような気もして、少々気の毒にも感じましたね。あの当時ってたしかマーク・レスターとか流行りませんでしたっけ? 「チャンプ」という映画の子役が来日した時期もそのへんだったような気が…。

歌はとてもよかったのですが、あいにく記憶がなくて、こんな歌だったのか…というのが正直な感想でした。
Posted by Curragh at 2008年10月26日 13:31
マーク・レスター・・笑・・・

そうなんですよ、、私も、Cantores Episcopiの記事を書くために、Where is Love?をYouTubeで探していて、マークレスターくんのオリバー!が真っ先に出てきたので、あらら、なつかしやーと思っていました。

ついでに書いてすみませんが、、、
NHKのクアイアボーイズのことは、あちこちのBBSで話題沸騰?みたいですね。私も録画はするつもりですが、、観る時間は・・・いつあるかなと・・・orz
Posted by Keiko at 2008年11月05日 18:40
以前、「あの人はいまどこでなにをしているのか」みたいな追跡番組で、マーク・レスターのことも取り上げてましたね。整体師をやってました。で、当時まだ幼かった愛息が…あの金髪といいかつての父親とうりふたつ! 親子なんだから似ていて当たり前ではありますが、子役として活躍していたころの父親にあまりにも酷似していたことがやたら印象に残ってます。
Posted by Curragh at 2008年11月07日 03:34
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