2007年01月06日

大西洋単独横断の最年少記録更新!

 14歳の英国人少年が大西洋単独横断の最年少記録を更新――という一報を聞いて、すぐ飛びつきました。この手の話には目がないほう(→本人のサイト)。

 こういうbreaking news を見聞きするたび、英国も日本も島国であることには変わりないけれど、海にたいする関心の高さは英国の比ではないのでは、といつも思う。海洋文学にしても――Brendan Voyage のようなじっさいの航海記録から、『ホーンブロワー』シリーズのような文学作品まで、英国(アイルランドもふくめて)の海洋好き・船舶好きは徹底しているように感じます。

 たしか3年前にも英国人少年がおんなじようなルートで単独横断に成功したっけなぁ…と思ってこの快挙を報じるBBCサイトを見たら、今回最年少記録を塗り替えたマイケル少年、セイリングはなんと6歳からはじめたというヴェテラン。大西洋単独横断の最年少記録に挑戦するきっかけは、やはり3年前の快挙に大いに刺激されてのことらしい…今回はべつの船から父親が伴走していたようですが、マイケル少年が自分ひとりの力で大西洋を横断したことには変わりないでしょう。とにかくぶじでなにより…。

 …そういえば日本にもすごい少年セイラーがいました…10年ほど前、太平洋単独横断の最年少記録を作った方ですが、いっとき連絡が取れなくなって自分も大丈夫かな…と心配した記憶があります。このときはなんと55日で太平洋を渡りきって米国サンフランシスコに到着したのだから、いま思えばこっちも負けないくらいの快挙にちがいありません。

 …べつにむりして危険なことに挑戦する必要はありませんが(ティム・セヴェリン自身、かつて革舟「ブレンダン号」で北大西洋を横断したような真似は人にはけっしておすすめしない、とあるインタヴューでこたえています)、こと海とか帆船とかにたいする関心は欧米人のほうが日本人にくらべてだんぜん高い気がする。BBCの報道で、プレスコット英首相代理も「偉大なる英国海事史上に残るすばらしいセイラー」という賛辞を送っているくらいですし(ついでながらsailorではなくsailerと綴るとsailing vesselのこと)。航海つながりでは昨年、ナイノア・トンプソンの考古学的実験航海で有名なカタマランカヌーのホクレア号のことを書いた本が――ちゃんと確認していないからなんともいえないが、原本はおそらくかなり前に刊行されたものでしょう――邦訳刊行されたけれども、この手の本って欧米にくらべて日本ではあんまり受けがよくないんですよね…。もっと読まれてもいいのに、とつい思ってしまうのですが。

 …船つながりではとうとうあの氷川丸まで…今後がやや気がかりではある。

posted by Curragh at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近のニュースから
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/2961531
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック