2009年07月06日

シェプキンの「ゴルトベルク」

 いまさっき、「ベスト・オヴ・クラシック」にてセルゲイ・シェプキンさんのピアノリサイタルの再放送を聴いてました。やっぱりいいですねー。いろいろな人の演奏で傑作「ゴルトベルク」を――もちろん生でなくて、CDで――聴いたけれども、この人の演奏は出だしのアリアからしてうならされます。最初に聴いたときは手許にスコアがなかったけれども、こうしてスコアとにらめっこしてあらためて聴いてみると、微妙な強弱のつけ方といいアゴーギックといい、繰りかえしの部分では装飾音のつけ方も変化させていたりと、たんに技巧まかせではなくて、細かいところに神経の行き届いた、抜群のバランス感覚の際立つ演奏のように感じました(→初出拙記事)。来日公演はちょうど一年前に収録されたこのリサイタルで二回目だそうですが、このへんにも来ないかな…ぜひ生で聴きたいと思います――もちろんバッハで! 

 …というわけでいまは「ラジオ英会話」。King Tutとかomenとか出てきておもしろいですね(エジプト旅行編らしい)。omenついでに、ominousという形容詞もある。スキットでは'good omen'が出てきたけれども、手許の電子辞書には'a propitious omen'というラテン語起源のちょっとかっこつけた言い方も載ってますね。decipherという語も出てきましたが、cipherという語は音楽関係の用語としては「オルガンの自鳴」という意味まであります。「自鳴」というのは、ようするに故障でして、鍵盤を押さえ終わってからもパイプからえんえんと音が鳴りっぱなしになる現象。以前YouTubeの「すごいアマチュア」のことを書いた折に紹介した、米国人少年奏者の投稿動画に、そんな「自鳴」場面もあったことを思い出しました(残念ながら彼はすべての動画を削除してしまったようです)。

 …シェプキンさんのCDもそうだけど、Peter - The Adventures of a Chorister over a Thousand Yearsという古い小説とか、ほしいものリストはあいかわらずなんですけれども、ちょっとした緊急事態が発生。なのでまたしても貴重なお足がそちらに流れてしまいました。そういえば明日は「七夕」でしたね…。

posted by Curragh at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | NHK-FM
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