2010年07月25日

自分が死んだら…はどうなる?

 「リトル・チャロ 2」では「間(あい)の国」なるlimboというか、日本風に言えば「賽の河原」みたいな場所が舞台になってます。この前の放送では、現世で思い切り鳴くことがかなわなかったセミのミニーが、'Everybody dies sometime.' なんて科白をしゃべってました。しかり。immortalな人なんていやしない、というわけで、だいぶ前ですが、こんな記事を見かけました…一寸先は闇、いつなんどき災害が、大地震が発生するか予断を許さない現状では、そのときになってからではやはり遅い。なので、できることからでも備えくらいはしておこうとは思っている――思っているだけでいっこうに進んではいないが…で、たとえばここの拙いブログ。資料的価値は、ひょっとしたらあるのかもしれない。アクセス解析を見ると、たとえば「ルイス・ハイン」というキーワードがやたら目についたりしたから? 、と思ってぐぐってみたら、どうもこれ中二の一学期の国語で教材になっているらしい。どうりで「ルイス・ハイン」でヒットすることが多かったんだと妙に納得したり。でも基本的にはこのブログじたい、どうなろうとこうなろうと、書いている本人はあまり頓着していない。大家のさくらインターネットの約款ではそのへんどうなっているのか、さっぱり知らないが、すくなくとも有料ホスティングの「おまけ」サービスとして提供されているものなので、おそらく支払いが滞ったら「404」エラーにでもなるんじゃないかな。でも「心残り」なのは本家サイトのほう。こっちはどこかミラーサイトでもこさえておいたほうがいいかもしれない。半永久的に残るように。あるいは門外漢のワタシなんかよりよっぽど深く研究を進めている人にあげちゃってもいいかもしれない(そんなもン、いらん、と言われるとは思うが)。

 …ときおりこんなこと考えていたりするものだから、たとえばこちらの記事なんか見ますと、これからこういう問題はどんどん増えるんだろうなあ、と思った。記事では世界最大のSNS、Facebookサイトでの「問題」が取り上げられているんですが、ようするにとっくに亡くなっているのに、「あなたは最近、◯◯さんと連絡を取ってません! ぜひ連絡を」とか、「もうすぐ◯◯さんの誕生日です!」とかいうメッセージをあいも変わらずサイト側が投げつけて、そのユーザーさんのお友だちを困惑、狼狽させている、というもの。たしかにこういうの挨拶に困りますよね。で、当のFacebookに言わせれば、

“It’s a very sensitive topic,” said Meredith Chin, a company spokeswoman, “and, of course, seeing deceased friends pop up can be painful.” Given the site’s size, “and people passing away every day, we’re never going to be perfect at catching it,” she added.

ちなみにこちらの記事によると、このFacebook、なんと全世界のユーザー総数がついに5億人を突破!! したんだそうな。…これだけの人が登録していれば、当然ほぼ毎日、ユーザーのだれかが死んでいくのだろうから、無料提供のサービスだしとてもじゃないけど処理が追いつかない、というのも無理ない話ではある。でも、'Its software is quick to offer helpful nudges about things like imminent birthdays and friends you have not contacted in a while.' というのはhelpfulどころか、はっきり言っていらぬお世話という感じもするが…。そしてほんとうに自分の知っている友だちならともかく、オンライン上で知り合っただけですぐ友だち登録ができるとはいえ、そういうのってほんとうのお友だちと言えるんだろうか…という根本的な疑問もあったりする。それにしても5憶って数字はすごすぎ。皆さんそんなに使っているのか。だからクラッカーどもがこぞってあの手この手でユーザーの懐を狙ってフィッシングやらID詐欺やらなりすましやら、攻撃をしかけてくるのだな(なのでこの手のSNSというものは苦手)。

 Facebook事業は6年前に立ち上げられ、あちらの若い起業家のご多分にもれず、起業当初は「ハーヴァード大学の学生寮」がオフィスだったみたい。最初は学生向けのSNSだったから、「死」の問題はさほど深刻ではなかった。でも6年が経過したいまではすっかり様変わりしまして、調査会社によると、「年代別では65歳以上のユーザー登録者数がもっとも多く、5月だけでも6憶5千万人が新規登録し、昨年同時期の3倍」だという。そして当然のことながら、米国の年代別死亡率は65歳以上がもっとも多いので、字体は悪くなる一方、ということになる。ヴァージニア工科大学の乱射事件の被害者の多くもこのサイトを利用していて、このときは被害者の友人知人の嘆願もあって「追悼ページ」として残されたようですが、これは例外で、根本的な解決策はいまのところないらしい。また逆にまだ生きているのに「死んだ」ことにされて、自分のアカウントから締め出されてしまった不幸なドイツ人ソフトウェアエンジニア氏もいる(その後この人はTwitterとかで「オレは生きてるぞッ!」と訴えて、ようやくアカウントを取りもどしたとか。こちらも笑えない話ではある)。

 …そういえば先日のダイジェストレターの'On this day(24日)'に、

During a visit to the Soviet Union, Vice President Richard M. Nixon got into a discussion at a U.S. exhibition with Soviet leader Nikita Khrushchev that was dubbed the ''kitchen debate.''

とありました。…お若い人は知らないと思うけれども、当時副大統領だったニクソンがモスクワで開催された米国産業博覧会場にて、ソ連共産党書記長フルシチョフと、資本主義と社会主義のどっちがすぐれているか、について「論争」したというもの。場所がキッチンの展示場だったので、通称「キッチン論争」と呼ばれています。たしか「米国では口元まで自動で食べ物を運ぶ機械が作れる」、「いいや、そんなムダなもんここでは不要だ」とかなんとか、そんなやりとりがあったように思う。で、こちらの画像もけっこう有名です。

 …ここでいつものように脱線。じつは先日、ようやく(?)、HTC Desire(X06HT)を予約しまして、お店の人に「入荷は8月末になる」って言われました。…そのときはなにも事情を知らず――知るわけもないが――つい最近になってDesireがたった3か月たらずで「販売終了」の事実を知る(→この件にかんしてはこちらのブログ様の意見がもっとも当を得ていると感じた)。…そしていつも思うのだが、ここのキャリアってTwitter経由でしか連絡がとれないのか? いきなり「Desireは今月29日予約受け付け分をもって販売終了するが、Android 2.2への対応はかならずします」とかって告知みたいなものが出たり…今回の突然の「販売終了」だって、もとはソフトバンクの人のツイートだというし。…いささか信用できない会社という印象が拭えないのであるが、このDesireについては4月末の販売開始当初から「iPhone 4を上回るほどの」品薄状態がつづき、ある記事を読んだら納期が延び延びになって、なんと3か月も待たされたなんて話も。ここはひとつ、店員さんの言った「夏休みが終わるまでには入荷」を信じましょう。というわけで熱烈な「龍馬伝」ファンの社長さま、よろしく。

posted by Curragh at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Articles from NYTimes
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