で、気になる音は、というとこれがまたいいらしくて、記事によると「奏でると、通常より重みがあり柔らかい」ですって。クモの糸は柔軟性や弾性、耐熱性に優れ、紫外線にも強い! まさに夢の繊維ですね。これでチェンバロの弦…はむりでしょうけれども、リュートくらいならいけるかも。
いまさっき聴いた「ベスト・オヴ・クラシック」はベルリンフィルの特集で、初日の指揮はトン・コープマン! バッハの「管弦楽組曲 第3番 BWV.1068」、「マニフィカト ニ長調 BWV.243」、ハイドンの「交響曲 第98番 変ロ長調 Hob.1-98」など。「エール(アリア)」は、やっぱりよかったなあ。この曲は以前、坂本教授の「スコラ」でも取り上げられたけれども、跳躍の多い通奏低音のベースラインがあるのとないのとでは、受ける印象はたしかにぜんぜんちがいますね。オルガン用のコラール編曲なんかもそうですが、バッハ作品でいちばん感じるのはベースラインの巧みさ。まがりなりにも楽譜を見て、じっさいに弾いてみればこれがさらによく実感できる。この時代の作曲家はみな、まずは通奏低音を含むベースラインから、という発想だったとは思うけれども、バッハのベースラインの扱いとその響きの豊かさは、やはり天才的だと思う。…で、夢見心地の「エール」から、間髪入れずに「ガボット」に移るあたりはコープマンらしいところ。
[以下脱線項目]…この前の「チャロテスト」、いちおう「地デジ(この言い方なんとかならんか、なんだか痛いほうのあれ―「切れ×」とか―を連想してしまうのは自分だけ?)」対応受像機なので、リモコンの色分けされたボタンを押しながら参戦。もちろん満点! と言いたいところだが、'I'll treasure it.' の選択肢を選ぼうとしたらなぜかとなりのボタンを押してしまって、96点。orz orz やっぱりワインの入ったアタマで受けたのがまずかったか(苦笑)。でも前回までのテストにくらべて、物語本編からの出題中心だったので、はっきりいって今回のテストは難易度がかなり下だと思う。ようするに番組をまじめに見ていればできる(はず)、という印象。
…スマートフォンのDesireを契約して使いはじめてまだ日が浅いけれども、だんだん操作にも慣れてきた。HTC製のウィジェットもいろいろインストールされていて、公式サイトでもっとほかにもないかな、と思って見つけたのが「今日はなんの日」ウィジェット(↓を参照)。天気予報、カレンダーとならんで暇なときに眺めているとこれがまたけっこうおもしろい。この日が誕生日/命日の人というのも掲載されていて、各項目がそのままWikipediaのリンクになっていて、すこぶる便利。ちなみに13日が誕生日の人は、三嶋大社で挙式したあの松坂大輔投手とか、あとロアルド・ダール(自伝的作品の『少年』については前にもすこし書きましたね)、そして「12音音楽」のシェーンベルクなんかもそうらしい…そしてあのいまをときめく辻井伸行さんも!! 「Always 三丁目の夕日」にも出演した小清水一揮くんまで載っていた(笑)。Desireについては、またのちほどほかのことにからめて書くかもしれない。
タグ:ヴァイオリン HTC Desire
聴いてみたい、試してみたいですねえ。
実用化されたら、クモ養殖なんてのもはじまるのかしらん・・・???
> 聴いてみたい、試してみたいですねえ。
もちろん、ぜひKenさんに試奏していただきたいです! リクエストはそうですねぇ、バッハの「シャコンヌ」とか聴いてみたいですね(かなり酔いがまわってます)!
…ちなみにワタシは、糸を張らない、家の中を動きまわるあのでかいやつが大嫌いです。