2011年02月26日

NZ の震災

 NZ 南島でもっとも美しい街と言われているクライストチャーチを襲ったM 6.3 の直下型地震。現時点で犠牲者が145人に達したという。犠牲になられた方のなかには語学留学に来ていた方も多かったと聞きます。連日地元紙面でも留学に来ていた方の安否情報などが掲載されていますが、みなさん、ほんとうに真剣に英語を身につけようと懸命にがんばっていた方ばかりで、胸が痛むと同時にわが身がやや恥ずかしくもなったりする。なにか心に期するものがあったのだろう、新聞記者を辞めて単身語学留学されていた石川出身の方のお話とかはとくに…ほぼ同世代の方で、なんということだろうかと思わずにはいられない。

 昨年1月のハイチ地震のときもおんなじことを思っていたんですが、やはり建物の耐震補強はなによりもまして最重要課題だ、と。個人の住宅もそうで、以前は「TOUKAI-0」という静岡県の運動を冷ややかな目で見ていた。でもいまは、「地震が来る前に打てる手は打ったほうが結果的に減災につながる」とつよく感じるようになり、できれば耐震補強したいな…と考えているんですが、たとえば今回、国が補正予算で急に(?)組んだという補助金制度。これあわせると自分の住んでいる地区の場合は合計70万円が補助金として出るらしい。ところがいかんせん3月いっぱいの特例措置なので、耐震診断→補強計画策定→補助金申請…なんてとても間に合わない。来年度予算でも組んでもらえればありがたいと思うのだけど、いまの政権与党じゃねぇ…「国民の生活」なんてそっちのけでリビアさながらの内輪もめ状態ですから(たとえがちょっと不適切かと思うがあえて使う)。

 耐震補強、も肝心ですが、いますぐできることはいつまでもputting off してないですぐ調達に走ることも大切ですよね。いちおう拙宅も何年かかけてそれなりにかっこうついてきたような感じではありますが、まだ守りの薄い部分があるはず。みなさん ―― とくに静岡県民の方 ―― は地震にたいする備えは万全ですか? 飲料水とか常備薬、スリッパにヘルメット、そして必需品! の簡易トイレとテントくらいは用意しないとね。と、こんなこと書くとかならず聞こえてくるこんな捨て台詞 ―― いつどこで震災にあうかなんてわからんし、そのときはそのときだ、と。なるほど。でも、NHK静岡で放映している東海地震啓蒙スポットで、専門家先生が言ってますよ。「自然現象の地震と震災とを混同してはいけない」って。大地震は天災で、防ぎようがない。だが減災の努力をすれば、それだけ助かる命も増えるはずです。すくなくとも2009年8月11日未明にM 6.4 の駿河湾地震を経験したんですから、万札が2枚も飛ぶ新型携帯ゲーム機を買う余裕があるなら地震にたいする備えのほうが先だと思うぞ。あのとき、こちらでは震度5弱だった(意見には個人差があります。そういえばまっさんは大丈夫だったかな…「生さだ」が終わって40分くらい経ってから地震があったので)。

 …それにしてもあのCTV ビルの惨状はことばを絶する。エレベーターシャフトの一画のみを残してすべてが原形をとどめないほど崩壊している…耐震基準は日本同様、厳しいらしいけれども、あいにく古い建物についてはそのかぎりではないし、この点、わが国も他人事ではない。だいぶ前にも書いたが、いまだに静岡県の公立学校の耐震化率は100% ではない。いまならまだ間に合う…かもしれない。ちなみにこの前、地元紙朝刊にて県東部地区の小学生に地震と活火山の富士山(休火山なんて思っている人は要注意。活火山というのは過去1万年に活動した火山を指す)について出前授業をおこなったとかいう記事を見たんですが、県東部で発生する無感・有感地震の総数はなんと約2万回(!!)だそうでして、これは日本全体で発生する全地震の約5分の1にあたるんだそうです(↓は、タスマン氷河の一部の氷塊が地震で崩れた? という報道記事)。

posted by Curragh at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近のニュースから
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