2007年07月07日

買うべきか、それが問題だ

 先日、メールチェックしていたらAmazonジャパンからこんなお知らせが来ていました。

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 あの『ユダの福音書』のcritical edition が先月、ようやく刊行されたみたいですね。例のごとく例の版元から邦訳本が出るとは思うけれども、どうするか…こっちも買うべきだろうか…自分のことだからたぶん買うとは思うけれど。自分が興味あるのは、すでに「先行」刊行された『ユダ福音書』ではなくて、「チャコス写本」に収められたほかの文書、『ピリポへ送ったペトロの手紙』と『アロゲネスの書』、『ヤコブ(黙示録)』のほう。『ピリポ…』と『ヤコブ』のほうは『ナグ・ハマディ文書』にも収録されているので、こっちのほうはどんなふうなのか。もっとも『ユダ福音書』のほうもその後の研究成果とかあらたな知見が反映されて、こまかな部分が変わっていたりするとは思うけれど…。5.000円が高いのか安いのか…は買ってからのお楽しみ。

 こちらのIHT の記事(もとはNYTimes 掲載記事。しかしまあずいぶんでっかく'Harrry Potter' とありますねぇ…)。ああそうか、Harry Potter シリーズが完結するのか。この長編物語の結末についてはいろいろとかまびすしくて、熱心な読者からは「楽しみを奪うな!」と顰蹙を買うほどの加熱ぶり。写真にも写っている16歳の熱心な「ポッタリアン」は、

'I think it was a ploy by someone inside to get more hype about the book and get more money off of it,'

ですと。たしかにそんな気もしますね。

 米国での版元Scholastic社と言うと、個人的には教育関連ものの版元、というイメージが強いのですが、児童書もけっこう出していますね。そういえば昔、神保町の三省堂書店で開かれた洋書バーゲンセールかなんかで一冊、絵本を買ったような気が…自室のどっかに転がっているとは思うけれど。また高校生だった時分、学校に教育関連書籍の売りこみに来た人がいまして、その人からスコラスティック社から出ていたペーパーバック版の子どもむけ国語辞書、つまりは英英辞書を買ったことがあり、いまでもときたま引いたりします…。

 記事中、それとはまるで関係のない枝葉末節にも目がとまりました。さるファンサイトの主宰者について書かれたくだりで

'We're absolutely convinced that Harry Potter is not going to die,' said Mr. Spartz, who founded the site when he was 12. (He's now 20 and will be a junior at the University of Notre Dame in the fall.)

おおッ、カール・セルマー校訂版『航海』のもともとの版元を抱える名門大学ではないか(それにしても12歳のときにサイトを立ち上げたって…かなり年季がはいってますね!)。そしてリンク集にもブックマークしているように、ここのオンラインラテン語辞書にはいつもお世話になってます…(→大学公式サイト)。

 …今夜は――あいにくの曇天だが――「七夕」(追記。真夜中すぎに念のため庭に出てみたらまるでカラフのようにきれいな三日月が浮かんでましたが、空全体に薄雲がかかっていたせいか、星はあんまり見えませんでした)。そして来たる11日は、「ベネディクトゥスの会則」で有名なヌルシアの聖ベネディクトゥスの祝日。今年もここまであっという間だったような、そうでもないような…。

posted by Curragh at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の雑感など
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