2011年07月31日

だいたい予想どおり? 

 … なんだか今年の7月も、昨年にひきつづき災害の多いひと月だったような気がする。ただ今年の場合は大震災の余波と見られるやや大きい地震が頻発し、かつ地震の被災地でもある福島県(と新潟県)で記録的豪雨による洪水被害。水害はほんとうにひどくて、TV 画面に映し出される被災地の惨状にはことばもない。またしても台風が接近中ですが、このまままた直撃されたらたまったもんじゃない。台風の進路ばかりはなんともならないとはいえ、やはりそれてほしいと願わずにはいられない。

 本日はひさびさの第5週の日曜で、深夜はもちろん「生さだ」を見てまして、いまさっきまで「サンデークラシックワイド ― 特選アラカルト ― クラシックリクエスト」を聴いてました(夕方はすこしのあいだラジオ第1 の「地球ラジオ」で「海外留学事情」を聞いていた。みなさん、がんばっておられますね)。

 「クラシックリクエスト」の本日のお題は、「涼しく感じるクラシック」。前週までたびたび放送予告が流れていたので、個人的に「涼しいクラシック音楽」とはどんなもんかな? と事前予想していた(笑)。「アルプス交響曲」とか出そうだなとか、ヴィヴァルディの「冬」は確実だろうとか、「エステ荘の噴水」や「月の光」、あとグリーグ、シベリウスなど「ほとんど北極圏」のいかにも寒々とした作品もぜったいかかるだろうとか。ひとり勝手に妄想をふくらませていた。

で、じっさいにかかった曲目を見てみますと(以下、公式サイトより)

オンエア曲目リスト

001(14:03)グリーグ作曲 組曲「ホルベアの時代から」 前奏曲
ピアノ:ペーテル・ヤブロンスキー<LONDON POCL-1744>
002(14:09)ヘンデル作曲 歌劇「クセルクセス」 から ラルゴ「なつかしい木陰」
テノール:プラシド・ドミンゴ、合奏:ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルティ交響楽団、指揮:マルチェロ・ヴィオッティ<DEUTSCHE GRAMMOPHON UCCG-1134>
003(14:15)ワルトトイフェル作曲 ワルツ「スケートをする人々」
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団、指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン<EMI CLASSICS TOCE-3482>
004(14:26)サン・サーンス作曲 組曲「動物の謝肉祭」 から 「水族館」
ピアノ:ルース・シーガル/ナオミ・シーガル、管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック、指揮:レナード・バーンスタイン<SONY CLASSICAL SRCR 9949/9950>
005(14:31)シベリウス作曲 交響詩「四つの伝説」 作品 22 から 「トゥオネラの白鳥」
管弦楽:フィンランド放送交響楽団、指揮:オッコ・カム<DEUTSCHE GRAMMOPHON UCCG-9324>
006(14:42)アルヴェーン作曲 バレエ音楽「山の王」 作品 37 から 「羊飼いの踊り」
管弦楽:オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:マリス・ヤンソンス<EMI CLASSICS TOCE-9700>
007(14:49)リスト作曲 「巡礼の年 第 3 年」 から 「エステ荘の噴水」
ピアノ:クラウディオ・アラウ<CB238.60 PHILIPS UCCP-9349>
008(15:05)グリーグ作曲 「ペールギュント」組曲 第 1 番から 朝
管弦楽 : アカデミー室内管弦楽団、指揮 : ネヴィル・マリナー
009(15:09)レスピーギ作曲 交響詩「ローマの噴水」から 昼のトレヴィの噴水
管弦楽 : ヒルフェルサム・オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、指揮 : ウラディーミル・アシュケナージ
010(15:16)ワーグナー作曲 歌劇「ローエングリン」から 前奏曲
管弦楽 : バイエルン放送交響楽団、指揮 : コリン・デーヴィス
011(15:27)ドビュッシー作曲 「ベルガマスク組曲」から 月の光
ピアノ : パスカル・ロジェ
012(15:35)モーツァルト作曲 アダージョとロンド ハ短調 K. 617
グラスハーモニカ : ブルーノ・ホフマン、フルート : オーレル・ニコレ、オーボエ : ハインツ・ホリガー、ビオラ : カール・シャウテン、チェロ : ジャン・デクロース
013(15:57)ムソルグスキー作曲 歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲
管弦楽 : シドニー交響楽団、指揮 : ホセ・セレブリエール<IMG Records IMGCD1611>
014(16:05)チャイコフスキー作曲 バレエ音楽「白鳥の湖」 第 2 幕から 情景
管弦楽 : マリインスキー劇場 管弦楽団、指揮 : ワレリー・ゲルギエフ<DECCA UCCP1124>
015(16:11)吉松 隆(よしまつ たかし)作曲 白い風景 作品 47 a(オーケストラ版)
管弦楽 : マンチェスター室内管弦楽団、指揮 : 藤岡 幸夫(ふじおか さちお)<CAMERATA LC7038>
016(16:23)ロドリーゴ作曲 アランフエスの協奏曲 から 第 2 楽章
ギター : ジョン・ウィリアムズ、管弦楽 : フィルハーモニア管弦楽団、指揮 : ルイ・フレモー<SONY SRCR2608>
017(16:36)ラヴェル作曲 水の戯れ
ピアノ : アレクサンドル・タロー<CB260.52-53 harmonia mundi HMC901811>
018(16:45)ヴィヴァルディ作曲 四季 から 冬
バイオリン : ピーナ・カルミレルリ、合奏 : イ・ムジチ合奏団<CC88.79 PHILIPS 410 001-2>
019(16:56)ホルスト作曲 組曲「惑星」作品 32 から 金星
管弦楽 : トロント交響楽団、指揮 : アンドルー・デーヴィス<EMI classics TOCE-4095>
020(17:10)ラヴェル作曲 歌劇「こどもと魔法」から 猫の二重唱
メゾ・ソプラノ : ソフィー・コッホ、バリトン : フランソア・ル・ルー、管弦楽 : ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮 : サイモン・ラトル<EMI classics TOCE90010>
021(17:15)グロフェ作曲 組曲「大峡谷」から 山道を行く
管弦楽 : ニューヨーク・フィルハーモニック、指揮 : レナード・バーンスタイン<SONY 30DC 751>
022(17:25)ダンディ作曲 「フランスの山人の歌による交響曲 作品 25 」から 第 3 楽章
ピアノ : アルド・チッコリーニ、管弦楽 : パリ管弦楽団、指揮 : セルジュ・ボド<東芝EMI TOCE1543>
023(17:36)メンデルスゾーン作曲 「夏の夜の夢」序曲 作品 21
管弦楽 : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮 : クリスティアン・ティーレマン<DEUTSCHE GRAMMOPHON UCCG-1173>
024(17:52)ドビュッシー作曲 「前奏曲集 第 2 巻」から 水の精
ピアノ : ジャック・ルヴィエ<DENON COCQ-85159>
エンディング テーマ リスト作曲「泉のほとりで」
ピアノ:フジ子・ヘミング<VICC-60335>

事前予想していた作品は、ほぼ出揃っていた?? なるほど、「トゥオネラの白鳥」ですか。たしかこれ記憶が正しければ、以前「名曲アルバム」にてアイスランドの氷河地帯の空撮とかそんな映像をバックに放映されていたような … エンディングに、アイスランド南岸ディルホーラエイの黒ぐろとした熔岩の風化海岸の砂利浜と海蝕洞門が映ってました。あのときはお古の受像機だったから、おなじ映像をいまのハイヴィジョン映像で見たら印象はさらに強烈だったかも。ダンディの「フランスの山人の歌による交響曲」というのは、思いつかなかった。あいにく「アルプス交響曲」はなかったけれども。「山道を行く」って、自分の印象としてはむしろ暑い?? 「名曲アルバム」ではたしか放送開始 35 周年記念だかで「未来に残したい名曲」とかいうリクエストを受けつけて … と思っていま見たらあれッ、もう募集終了?! でも来月は … 「ト短調の大フーガ(BWV.542/2)」がかかるッ(ちなみに掲載画像のオルガンはハンブルク・聖ヤコビ教会のアルプ・シュニットガー製作の歴史的名器。バッハは転職活動でここのオルガニスト採用試験を受け、北ドイツ楽派の老巨匠ラインケンに即興演奏を絶賛され採用されたものの、けっきょく辞退した。理由は「多額の寄付金の手持ちがなかったため」。これを残念がったエルトマン・ノイマイスター牧師はクリスマス礼拝のとき、「天使がやってきて神のように演奏し、ヤコビ教会のオルガニストになりたいと申し出ても、金を持ってなければふたたび飛び去るばかりだ」と説教して嘆いたとマッテゾンが伝えている)!! 

 暑い、とくると、自分はあまり消化器系統が強くないため、出先での飲み物はいつも「熱いお茶」、はっきりいえばホットの「おーい お茶」と決めている(「伊右衛門」でもなんでもいいけれど、とにかくホットのお茶)。で、ラベルをはがすときに目にする「新俳句大賞」入選作の数々には毎度、感心させられます。とくに子どもたちの作品がすばらしい。文字どおり清新な感性を感じさせる作品ぞろいで、眺めているだけで気持ちだけは(?)すこし涼しくなってくる。これぞ一服の清涼剤、といったところかな。

 … というわけで、いまは「FM シンフォニーコンサート」にて、東京フィルによる「四季」で、ふたたびの「冬」を聴いているところ。夏には冬の寒さが恋しくなり、冬には … と言ったのは、たしか波平さんだったっけ? あとそうそう、つい先日の28日はバッハの命日でしたが、Desire の Wikipedia 連動「今日は何の日」によると、なんとヴィヴァルディの命日もまたおなじ28日 (1741年)だったとは、寡聞にして知らなかった。自然の猛威に畏れを感じつつ、2011年の7月も過ぎ、明日からは8月がはじまる。そして8月11日は、ヴァルヒャ没後20年の節目の日になります。

posted by Curragh at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | NHK-FM
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/47053091
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック