2007年08月05日

水の事故には気をつけて

 ここ数日、水難事故がちょっと多すぎる…気がします。台風の影響でどこも河川は増水していますね。ダムから放流…しているというのに川遊びに行くというのは、やはり無謀ではないかと思います。海では、きのうもふたりの中学生の男の子が河口(!)を泳いで対岸へ渡ろうとして沖へ流され、まことに残念ながら遭難地点から2kmも離れた海岸で遺体で見つかったり…。西伊豆でもふたりの方が命を落としています。

 連日暑いので、川遊びや海水浴はたしかに魅力的です。でもたとえば「遊泳禁止」とか「ダム放流中」とか立て札が出ている場所ではまずいでしょう。危険な水域というのは理由があって危険なのだから…毎年のように水難事故の悲報は聞きますが、とくにこれからがある子どもたちの遭難の報道を聞くのはつらい。

 これは独断だけど、以前にくらべて、自然をあまく見ている人がいまはひじょうに多いように感じます。数年前にも神奈川の酒匂川だったか、中州でキャンプしていた人たちが流されたり取り残されたりといったことがありましたね。山登りもおんなじだと思うが「ここから先は危険だから引き返す」という判断ができない人、とくに歳相応の経験を積んでいるはずの大人にそんな人が多いように思います。

 だいぶ前、風景写真雑誌で著名な風景写真家の先生が、「わたしは危険がわからない、なにかあったらどうしよう」というのがいちばん困る、みたいなことを書いていたのを思い出します。天候が急変したり、体の調子がおかしいと感じたら即、安全な場所まで撤退するくらいの判断はできないとまずい。酒を飲んで…と、これは論外。

 半年ほど前に知ったのですが、昨年11月、聖ブレンダン出航の地とされるアイルランド西海岸ディングル半島のブランドン入江(Brandon Creek)でも、そのような不幸な海難事故がありました(→関連記事)。地元の会社に雇われていたポーランド人の30代の男性が入江の口付近の崖から海へ落ち、そのまま行方不明になって沿岸警備隊とか地元漁船とかが捜索に出て大騒ぎ、なんてことがあったそうです…なんでも断崖に砕ける波を背景に、友人とともに記念写真を撮っていたときに突然の大波に呑みこまれてしまったとか…その後男性の遺体があがったかどうか…は不明。

November 2006 Swept away

The Irish Coast Guard was put on full alert recently as Polish national, Adam Juniewicz, was washed from rocks near Brandon Creek. Mr Juniewicz (34) worked for local man Mike O’Shea’s company Irish Rope Access. Mike is a long serving member of the Dingle Coast Guard and at during the search, did not realise that he was searching for one of his own employees. When news filtered through of Adam’s loss, the rest of Mike’s 20-strong staff joined the Coast Guard in searching for their collegue. Now considered a search for a missing body, at the time of going to press, Navy divers were continuing sweeps of the area. The Irish Skipper extends deepest sympathy to family and freinds of Mr. Juniewicz.

 とにかく無茶をしないことが――ありきたりの結論だが――いちばんですね。

posted by Curragh at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近のニュースから
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