2006年04月23日

OS Wars

 Apple、最近がぜん元気ですね。

 「いずれはMacマシン上でWindowsも…」なんて思っていたら、本家がBoot Campなるものを落下傘部隊よろしく投入、あっさり公開してしまったおかげで、いまや全世界といってよいほどのPCユーザーの注目を一身に集めている感じですね(にしてもBoot Campとはまた意味深長なネーミング…なんか海兵隊? みたい)。それまではMacユーザー有志がなんとかこの難問を突破しようとこぞってハックしまくり、懸賞金までかけて「だれが最初にIntel MacでWindows XPを走らせるか?」なんてコンテストまで開催していたくらい(関連動画がここで見られます[要読者登録、左側メニューからTechnology>David Pogueを選択])。対するMicrosoft側は、「MacユーザーにもWindowsのすばらしさを知ってもらうのによい機会」なんて発言したそうですが、それはどうかねぇ…むしろWindowsユーザーのMac買いが進むだけなのでは…個人的にはそんな印象を受けます。なんでもMicrosoft陣営は、次期ヴァージョンのVistaはEFIをサポートしないなんて早々に発表したし…いつまでDOSの遺物にこだわっているつもりなんだろ? 

 もっともBoot Campじたいがベータ版なので、たとえばIMEによる日本語入力に難があるとか、日本語キーボードが認識されないなど、使い勝手はいまいちのようですが、先日のNYTimesのポーグ氏が書いた記事にもあるとおり、「この調子で技術革新が進めば、一週間も待てば現行版よりはるかにすぐれたものが出るはず」という期待感はあります…一週間がムリでも、来年発売予定のMac OSX次期ヴァージョンの「レパード」にはこの画期的なOSローダが正式搭載されるので、それにあわせて買い替え、あるいは新規に購入したら、「Mac+Windows Vista」ということも夢ではない。

 とはいえ来年、一気に個人向けPCのOS勢力図が塗り変わる大波乱はないらしい…いちばんの理由はApple側の売り方にあります。販路だったら圧倒的にWindowsマシンに有利な現状を変えようとしないかぎりはたとえVista発売が来年にずれこんでもWindows側に有利に働くだろう、というのが大方の見方です。

 …そうはいってもやっぱりMacは魅力的です…使っているノートPCもそろそろ買い替え時期なので、このさい乗り換えてもいいかも(でもちょっとお高いなぁ…)。

 ただしWindowsも動作可能な仕様のMac OSマシン、というのは、同時にWindowsユーザーを悩ませつづけている「悪意ある攻撃」をおんなじように喰らいかねない、ということでもあるので、まずはSymantecはじめ、アンチウィルスヴェンダーが積極的に対応してくれないとそうおいそれとは乗り換えも進まないということは言えると思います。そもそも現行版のMac OSXじたい、ベースはUnixなので、過去のMac OSに比べれば格段に攻撃を受ける危険は増えています。

 攻撃されやすい…とはいえ、2月だったかMac OSXに感染する新種ワームが発見されたとき、それまでなんと1年半も(!)新種発生の報告がなかった、という記事を見ました…Windowsユーザーから見れば、なんともうらやましい話ですよね。

posted by Curragh at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | OS/PC関連
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/602178
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック