2013年11月10日

「ひるのいこい」と「ベスト・オヴ・クラシック」のテーマ

 先週水曜の「ベスト・オヴ・クラシック」。前夜にひきつづいて、セントラル愛知交響楽団による、「芥川也寸志と戦後日本の作曲家たち」の再放送。邦人作曲家とくると、やはり先ごろ急逝された三善晃氏もはずすわけにはいかない。中学卒業前に、N 響定演を聴きに NHKホールへ親に連れて行ってもらったことがあって、生まれてはじめて聴いたその N 響定演は外山雄三指揮によるメシアン「トゥランガリラ交響曲」と三善晃氏の「童声合唱とオーケストラのための『響紋』」だった。はじめて耳にする N 響でいきなりオンド・マルトノを聴き、そして地の底から湧き上がるような三善氏の作品はほんとうに圧倒的な迫力で、いまだに強烈な余韻となって響いています。あらためて三善氏のご冥福をお祈りします( 過日、地元紙夕刊に掲載された「クラシックの迷宮」の片山杜秀氏による追悼文にも心打たれた )。

 「ベスト・オヴ・クラシック」のほうですが、こちらも負けずに興味深かった。とりわけ「ひるのいこい」のテーマと、そしてなんと、「ベスト・オヴ・クラシック」のテーマを全曲通して !! これはおどろいた。

 ところで「ひるのいこい」って、放送開始が戦後まもない 1952年だったとは知らなかった。BBC Radio 3 の Choral Evensong もたいへんな長寿番組だが、こっちも長いですね … 1952年、昭和 27年というと、ワタシの頭にはすぐ国立安良里灯台初光点燈の年、というイメージが浮かんでしまふ。安良里灯台も夕陽で有名な田子島の灯台も、いまはいつの間にか LED のライトになってまして、なんというか、省エネでけっこうなこと( しかも太陽光の自家発電なので、灯台までの電信柱も撤去された )ではあるが、昔の灯台みたいな情緒があんまりない。2秒ごとにパッとつき、パッと消える。ついでながらこの前大田子で夕陽を撮った帰りにバス待ってたら、街路灯がすべて LED だった。これはいいことだ。自分の住んでいるところなんか、いまだ LED ではないし … 。

 話をもどして、「ベスト・オヴ・クラシック」のテーマというのは、今回はじめて最初から通して聴きました。いやあ、あんな作品だったんですねぇ。こうして「作品」として聴いてみると、またちがったように感じるから不思議なものだ。テーマ音楽なので小品ではあるけれど、これから始まる演奏会を期待させる効果というか、盛りあげ方がとてもうまいと感じた。

 いまさっき聴いた「きらクラ ! 」。来週、ゲストが来るという … それは … なんと吉松隆氏 !!! こちらもひじょうに楽しみ。

 … ところでこの前、BBC Radio 2 恒例のこのコンペの本選を聴いてたんですが、今年はわりとすんなり決まったんじゃないでしょうか( たぶん )。少年聖歌隊員部門で優勝した 13 歳の子( ロンドンのテンプル教会聖歌隊所属、ちなみに伝説的なトレブル、故アーネスト・ラフ氏もここの聖歌隊出身者で、当時のテンプル教会聖歌隊指導者ジョージ・ソールベン=ボールの作曲したオルガン作品はときおり演奏会で取り上げられたりする )、メンデルスゾーンの「鳩のように飛べたなら」をノビのよい美しいソプラノで歌い上げてました。

posted by Curragh at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | NHK-FM
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