2017年04月16日

[ ご参考までに ]iOS 10.3.1. 更新が途中で止まって焦った話

 ひさびさの記事ですが、手短に。昨今、信徒でもない人が大多数なこの国でなぜか移動祝祭日の復活祭( イースター )が盛り上がりつつあるなか、 iOS 10.3.1. 更新で思わぬトラップに入りそうになったこぼれ話です。いざ更新しようとしていきなりこういうトラブルに遭遇するとだれだってアセりますから、とりあえずほんのご参考までに( 2017年は本日が復活祭当日 )。

 じつは今年のはじめまで、iOS はあえて更新してなかったんです( 不肖ワタシは昨年より晴れて[ ? ]iPhone ユーザーとなりました )。理由は、前ヴァージョンに比べてなんと、バッテリーの持ちが悪くなってしまった、との報告があっちこっちで上がっていたこと。べつにこちとらは困ってないからとうぶんこれで行こう、なんて思っていたその矢先、しつこくポップアップする更新案内をスキップするはずが手もとが狂って更新をポチッとな。!!! と思ったがすでに遅く、だまって推移を見守るほかなくなり … しかもこのときはトラブル報告の出ていた「Wi-Fi 経由」での更新作業( iTunes につないで更新したほうがトラブルなし、との情報を得ていたので )。ええいままよ、でそのまんまほっといたら、小一時間くらいでなんとか更新じたいはぶじ終了。使ってみるととくにバッテリーの減りも気にはならず、まずはほっとした。

 というわけで今回、またもや「設定」アイコンに更新案内が出たときは、こんどこそ iTunes 経由で更新しようと意気ごみ、さて iTunes( もちろん最新版にしてから )更新を開始したら、黒地画面に「support.apple.com/iphone/restore」と表示されてウンともスンとも言わない。??? と思ってあわててトラブル情報を検索。するとなんと !! 安全策のはずの「iTunes 経由で更新」ではワタシのように( ? )上記画面で固まって動かなくなることがあるんだそうな !!! 

 そんなご無体な、と思ったがとりあえず iTunes を閉じてからケーブルを抜いて、強制的に電源を切った( 電源ボタンとホームボタン同時押し )。しばらくしてから電源を入れてもやっぱりおんなじそっけない黒画面のままだったので、恐る恐る iTunes を立ち上げてもう一度つなげてみました。するとやっぱりおんなじだったけれどもとりあえず認識はしてくれていたのでそのまま「更新する」をクリックしたらこんどは作業が再開されまして、あとは何事もなかったかのようにすんなり更新作業は完了、ぶじ最新版の iOS になって使えるようになりました。

 以上が今回のつまらないトラブルの顛末なんですが、ヘタすればせっかくの端末が「文鎮化」してしまいかねない事態だったので、OS やファームウェアの更新にはよくよくの注意が肝要だということをまたしても思い知らされたのであった。

[ 本文とまったく関係のない追記 ]:自室の掃除をしていたら、昨年暮れごろにクリッピングした切り抜きがいくつか出てきまして、そのなかに音楽評論家の先生が書かれた「サントリーホール 30 周年 / "成功体験" 地方に余波」と題された寄稿記事もありました。なんでも地方都市における音楽ホールは、サントリーホールが残した「成功体験」にこだわりすぎ、もっと立地条件や財政・運営面を精査して建設すべきで、「これはあくまで幸運な例外。基準にしてはいけない」。なるほどねぇ、とは思ったが、公共施設建設の一般的問題として、不透明な「随意契約」とかを一掃するほうが先なんでは、とも感じた( これはだいぶ前にも書いた公共ホールにおけるオルガン設置予算関係の話とも通じる )。税金で建てるものなんだから、モ、イラナインならべつにむりして作るべきじゃないですし、作ったはいいけど赤字つづき、では困る。で、記事でもオルガン設置の失敗例が出てきまして、「せっかく設置した回転式による 2種[ 正確にはルネサンス / バロック、ロマンティックの 3 種類のオルガンが入っている ]の巨大パイプオルガンを、白いスクリーンで覆い隠さなければ演奏が成立しない有名ホールがある。オルガンの設置で音が背面に抜けてしまい、音楽ホールとして使えないからだ[ 文中、柳瀬訳『ユリシーズ』を溶かしこみました ]」。

 この「有名ホール」って池袋西口のあのコンサートホールなんでしょうけれども、むしろあのホールのほうこそ「例外」中の例外じゃないのかな。コンサートホールでオルガンを設置したらかえって音響が悪くなった、なんて話は寡聞にして聞いたことないですし( 探せばあるかも )。「オルガン・コンサートはどこも赤字続きで、無料にしなければ人が集まらない厳しい現実にも、もっと向かい合うべきだ。残響が長すぎ、ピアノ演奏に向かないホールも少なくない」。

 静岡県にかぎって言えば、欧州の石造りの大聖堂よろしくワンワン残響がつづく、なんてところはまったく知らない。オルガンリサイタルについても、ようはやり方ひとつでどうとでも変わるんじゃないでしょうかね。これも前に書いたことですけどべつにバッハばっかプログラムに並べなくたっていい。「大きな古時計」だっていいし、「スター・ウォーズ」メドレーだって、アニソンや J-POP ( !! )だっていいんじゃないかな、かつてヴァージル・フォックスがやってみせたように、移動式コンソールを引っさげてばりばりのロックコンサート会場( ! )に殴りこみをかけてバッハの「トッカータ BWV.565 」を派手派手に弾き、最後はスポットライトを全身に浴びて「直立して」演奏を終える、なんて感じだっていいんですよ( もっともそんなスタイルの演奏をしてくれそうな太っ腹なオルガン奏者がはたしているかどうかはわからんが )。とにかくオルガンに親しんでもらうことが重要かと思われます。バッハはそれからでもいい。

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2015年02月22日

「Internet Explorer 11 は動作を停止しました」orz orz

 すでに対処済みの方も多いとは思いますが、ひょっとしたらまだ「無限ループ地獄」から脱出されてない向きもいるかとも思い、手短に。

 21 日のお昼すぎくらいから、なーんにも悪いことしてないのにいきなり、「Internet Explorer 11 は動作を停止しました」という、まったくわけのわからんダイアログとともに IE が起動さえしなくなった … という症状。ワタシも昨晩、それまで他の Web ブラウザを使って作業していて、その日はじめて IE 11 を起動しようとしたら上記のごとく表示され、タスクマネージャから強制終了したり不要なキャッシュ削除したりとやってもいっこうに改善されず、ますます ??? 目が点状態に陥っていたんですが、どうも騒動の犯人は常駐させている Norton らしきことが判明。さっそく「速報」された方々の手順に従い、Live Update を実行。恐る恐る IE を起動させたら何事もなかったかのようにぶじ復旧しました。

 なので、上記症状で困り果てている方は、Norton 製品の Live Update を実行すればたちどころに復旧いたします

 … ところで、こういうことでもなければまず使用しないであろう、「イベントビューワ」なるアプリが問題の切り分けにすこぶる役立つことも学びました … ワタシはスタートメニューに「管理ツール」という項目を追加しているので、そこから起動させて「アプリケーションエラー」のログ記録を見たら、'C:\Program files\Norton ... \Norton Data\ ... Definitions\ ... IPSEng32.dll' とあり、これではっきり Norton 製品の更新データに含まれる(?)IPSEng32.dll というライブラリが「犯人」だと判明。なるほど、これはこういうときのために使うのか。

 オルテガの『大衆の反逆( 1930 )』には、早くも(!)「一般市民が地球の反対側でなにが起きているのかを知ることができる時代」みたいなことが書かれていたけど、いまやインターネットで「つながりすぎている」時代、たまさかこういう障害が発生したら、文字どおりあっという間もなく全世界に撒き散らされてしまうという、このすごさ、というか、怖さをあらためて思い知ったしだい。たとえばこれなんか見ますと、それまでふつーに稼働していた IE がいきなり 'Internet Explorer Has Stopped Working' とダイアログ表示されて無限ループ … 世界的に利用者の多いブラウザと、同様に利用者の多い Norton 製品とが引き起こした騒動は、それこそグローバルに瞬時に世界を駆け巡ったことになり、その末端にワタシもいた、ということになるのかな。こちらのフォーラムにも嘆きの声、声がたくさんあがってます。

 ウィルス対策ソフトは性質上、OS システム内部深くまで「侵入」しているらしいので、いざトラブったりすると、もう目も当てられません … だいぶ前にも、Norton 製品のトラブルが原因らしいトラブルを経験済みだったとはいえ、「忘れたころにやってきた」今回のトラブル、原因が Norton だとは思いもよらなかった。orz

 こういうときは、まずもって冷静沈着な対応がなによりも肝心。「NIS をアンインストールしたら IE が起動したので、再び NIS を入れなおしたらまたクラッシュ!」みたいな憂き目にあったユーザーの話も引用されてるけど、ホントこういうのってカンベンしてもらいたい。時間と労力のムダもいいところ。システムにもよけいな負荷をかけちゃいますし。

 現時点では Symantec からの正式アナウンスはないみたいですが、どうも x86 系 Windows 7、8 /8.1 で多く発生しているみたい … XP はどうなのかな? もっとも XP は「ネットにつないじゃダメ」って宣告されているけど、拙ブログのアクセスログなんか見ますといまだに XP からのアクセス( と、IE6[!] )が、「不明」に次いでもっとも多いです。

[ 追記 ]:こっそり(?)サポートページにこんな告知があるのを発見。でもこれじゃ一般ユーザーにはとてもじゃないがわかりにくい。前にも書いたが、こういう会社の「殿様商売」体質が透けて見える。

タグ:IE 11
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2012年06月25日

復旧するまで18時間 ! 

 昨夜見た「ららら♪ クラシック」。指揮者の広上淳一さんが満を持して(?) 登場。広上さんのお話や公演のもようを見ながらピザを食べて、安いスペイン産テーブルワインなんか飲んで、ほろ酔い気分でさて、それじゃ BBC Radio3 の Choral Evensong でも聴こうか、と Dell のノート PC をスタンバイから復帰させたら、ラジカセに FM 波を飛ばす USB オーディオから音が出ない。? 、再起動すれば治るか、と思って再起動をかける。するとこんどはデスクトップが表示された直後、いきなりのストップエラー ( いわゆるブルースクリーン ) 。いちいち細かい横文字なんか読んでいられないので、電源を切って、しばらく経ってから電源再投入。ところが … DELL のロゴマークが消ても Windows のブート画面が現れず、代わりに「次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした : \WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM 」といういともそっけない表示が。?? と思い、もう一度試してみるとここでストップ。… さすがにあせりはじめて、それまでやっていた作業なんかを思い出す。そういえば数日前から HDD が調子悪いのか、ストップエラーが多く出はじめたり、きのうなんかは Google Chrome で Web ページを開こうとしてもページの描画に失敗したりと、不穏な徴候はたしかにあったな … となれば、すべきことはたったひとつ。HDD を交換するしかない。

 こういう不測の事態にそなえて、True Image という復旧ソフトで HDD 全体のイメージを USB 外付け HDD に作成済みだし、またべつの外付けケースに入れてあるノートPC 用 HDD にもクローンを作成済み。これでなんとかなるだろう … なんてタカをくくっていたら、まるで予想外の展開に ( 非番の日でよかった )。

以下、時系列に沿って書きだしてみます。反面教師みたいなもんです。↓

0 :00 - 2:00 CD-R に作成してあった True Image リカバリディスクから起動して、1). 外付け専用 HDD にあるイメージファイルを読みこもうとするも、そもそもドライブじたいを認識せず、失敗。
つづいて 2). べつの外付け HDD ケースに入れてあるほうをつないで再起動するが、認識せず。1 と 2 をつないだりいろいろしていたら、PC カード型 USB 2.0 インターフェイスでつながった 2 を「リムーバブルメディア」として認識、そしてなぜか ( ? ) 認識さえしなかった大容量外付けドライブも HDD として認識。この時点で Choral Evensong 聴取のほうはあきらめる。orz

2:00 - 3:00 そこでさっそくドライブとして認識した HDD に格納してあるイメージファイルを指定して復元を試みるも、「破損している」とむげもなく拒否される。orz orz もう一方は「リムーバブルメディア」だし、そもそもイメージファイルがない。クローン HDD をコピーしたくても「ドライブなし」としてまたもや拒否。しかたないから問題のある HDD を PC 本体からはずす ( このマシンは前にも書いたように中古品で手に入れたものですが、自分は HDD とメモリがかんたんに取り外せる機種しか買わない ) 。

3:00 - 4:00 手許にもうひとつあるべつの外付け HDD ケースに入れたあった旧 HDD を引っ張りだし、代わりにマシンから取り外した HDD を入れてつなぎ、リカバリディスクから再起動。こんどはぶじドライブとして True Image の Linux OS が認識。新 HDD ―― といってもこれだって何年か前に買ったもの ―― をマシンに入れて、ようやく HDD のクローニング開始 ( E ドライブから C ドライブへクローン作成 ) 。と、いいかげん疲れていたので、ここで寝入ってしまった。

正午すぎ 〜 17 : 45 マシンに入れた新 HDDにぶじクローンを作り終えたので、起動してみるが、やはりおんなじメッセージが出て万事休す。
… しばし考えていたが、こういうときこそスマホ !! というわけでHTC Desire の出番。いろいろキーワードを変えてひたすらぐぐる。そしたらこちらこちらが目についた。… OS の再インストール … ったって、そもそもこの Dell、OEM ( DSP ) 版 Windows XP Pro ディスクさえないから、新規に買うハメになってしまう。高すぎて買えないし、だいいちめんどくさい。人一倍めんどくさいのがキライなあまのじゃくとしては、なにがなんでも「いますぐ」復旧させたい。それに再インストールでは、デバイスドライバやらアブリやらゼロから入れなおしになる。かくなるうえは、なかば強引にでも自力復旧あるのみ。

 … というわけで、上記サイト ( 最初のリンク ) を参考に、お古の Gateway ノートマシンをほんとうにひさしぶりに起動して外付けケースの HDD を認識させ、System Volume Information フォルダにアクセスを試みるも、あっさり「アクセス権がない」とかで、拒否される。???? と思い、そうか、ファイルシステムが FAT32 のままで、NTFS でなかったと気づいてコマンドプロンプトにて NTFS 変換開始。終わるまでしばし休憩。

 ふたたびアクセスを試みるも、またもや拒否される。????? 

 もう一度 Desire でぐぐる。すると二番目のリンク先が引っかかり、そうか、「セーフモード」か、それは気づかなかったな ( Gateway マシンの OS は、XP Home ) !! というわけでいま一度試す。こんどは成功、そのまま5 つの「復元ポイント」ファイルをリネームして、Config フォルダにコピー。またまた外付けケースから HDD をはずして、現行マシンへともどす。祈りながら電源再投入。… Congrats !!! 

 … というしだいで、自力復旧させるまで延べ 18 時間近くもかかってしまった。でもゼロ円ですんだし、とりあえずこれでなんとかなりそう。とはいえまたいつ調子が悪くなるか知れたもんじゃないから、早いうちに IDE タイプのSSD を買うことにします。

 今回のトラブルで得た教訓。True Image でいくらバックアップを取ったりべつの HDD にクローンを作っても、いざというときになって認識しなかったりであんまりアテにはならないこと ( HDD のクローンだって、1 週間くらい前に作成しておいたのにもかかわらず、X じるしがついてまるで使いものにならず ) 。とにかくやることなすことみんな裏目に出て、これは新規に XP Pro を買うハメになるかも … と不安になった。そういえばその前日、こんな記事を読んでいた。へぇ、Amazon Web Services でもそんなことがあるのか、いくら「万全の対策」を採っていたとしても、ありえないほど最悪な事態というものが連鎖的に起きて手がつけられなくなるんだな、これだから人間のやることは … なんて人ごとみたいに感じていたら、まさか似たような憂き目にあうとは … orz 。

 ところでこの手の「起動不能」になる障害、けっこう多いみたいです。自分の場合、たった1 台の外付けケースが認識されたおかげでよけいな出費もせずにぶじ現状復旧したようなものですが、自力復旧する参考にはなるかと思います。そういえばお古のノートPC では「 NTLDR is missing 」とかヘンテコな表示が出てきて、雑誌とかを参考にしてあらかじめフロッピー ( ! ) に作成しておいた起動ファイル ( NT Loader ) から起動、なんてことがあった。このときもやはり HDD 不調が原因だった。しばらくはいちいちフロッピーを差してそのノートPC を起動していた。

 … これだから Chrome OS のような「完全クラウドベースな」OS というものが出てくるんですな。Chromium OS とか、USB メモリに入れて試用したことがあるけれども、まだあんまり使い勝手がいいとは言いがたし。でも今後はこの手の「メンテナンスフリー / トラブルフリー」な OS を積んだクラウドベース OS / クラウドアプリ ベース な PC が、どんどん増えてくるかもしれない。

posted by Curragh at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | OS/PC関連

2011年09月18日

iPad の壁は厚かった?? 

 ついこの前、思い出しついでに書いた SHARP のタブレット端末 GALAPAGOS 。なんとこれ、わすが10か月で販売終了、なんて記事が地元紙経済面に出ていたものだからびっくり。その後、「事業じたいをやめるわけじゃない」という趣旨の記者会見を開いたりしてましたが、コンテンツ不足云々 … と言われる以前に、発売当初の「直販」にこだわった売り方にも問題があったような気がする、よけいなお世話ながら ( かつて Google が直販にこだわってけっきょく引っこめた、初代 Nexus One あたりを思い出した。なので、Motorola Mobility というハードウェア会社を買収したはいいけれど、「カタチあるモノの対面販売」の経験のあまりなさそうな典型的な Web ベース・クラウドベースの会社が今後どう展開させるのか、という点も素人ながらやや気になるところではある) 。あと、途中で OS が Android ベースに変更になったりと、このタブレット端末の路線そのもののポリシーもいまいちわからず、けっきょくあまり受け入れられなかったのではないか、という感じもします。当初の「直販」のみから一転、店頭販売も始めたりしたので、じっさいに現物に触ってもみたけれども、新聞・雑誌のたぐいはそこそこ読みやすいとして、「細かい活字のみ」の「じっくり読み ( と個人的に呼んでいる ) 」たぐいの本、文芸ものとかノンフィクションものなんかをあのギラギラと照り返す眩しい液晶画面で読むのはとてもムリだな、というのが偽らざる第一印象。「活字系」なら、まだ SONY の Reader とか Amazon の Kindle 型端末のような、「電子インク」技術を使った電子書籍リーダーのほうがはるかに読みやすいと思う ( 意見には個人差があります ) 。とはいえ Reader も試してはみたが、ページ送りのときのあの「白黒反転」はなんとかならんものだろうか? 電子ペーパー・電子インク技術特有の現象らしいけれども、あれは心理的に抵抗がある。

 ちょっと前のことになるけれども、Google が大英図書館の蔵書 25 万冊をデジタル化するという報道もあった。で、「電子書籍大国」のように言われている米国のように、早急に出版刊行物のデジタル化を進めないと日本は危ない、と危機感を持つ識者の方も少なからずいる。でもたとえばこの前 Amazon で買って、いまいろいろな意味で驚きながらじっくり読んでいるウェンデル・ベリーの著作だって、いやマッキベンの最新刊 Eaarth だって、ふつうに ―― Kindle 版とかあるのかもしれないが ―― ハードカヴァーやペーパーバックで手に入る。思うに、まっさきに電子書籍化されるのは「売れ筋の本」、一部流行作家の作品にかぎられるのではないか。米国でも、スティーヴン・キングとかシドニー・シェルダンとか、売れ筋の流行作家ものが主流じゃないかと。それ以外の本は、どうなんでしょうね。子ども向けの本とかもデジタル化の波は押し寄せているとはいえ、いますぐ「紙の本」がなくなるとは思えないし、電子化の波に乗り遅れることイコール日本文化の危機とも思わない。

 たしかに電子書籍媒体は便利だ。なにせ場所をとらない。床が抜ける心配もない ( 笑 ) 。いつでも、どこでも携帯できる。でも通信状況がよくないとおそらく使いものにならない。電子ペーパーにはいまだ難がある。じっくり読みにはまだまだ向かない。『テルマエ・ロマエ』だったらいいかもしれないが ( 先日、ついに 1 - 3巻をまとめ買いしてしまった。漫画単行本を買うのは『ヒカルの碁』以来かな? ) 。そしてなによりバッテリが問題だ。ようするにあれは本というより、テキストデータを読むための機械だ。読書というより、端末を操作する感覚。でも電子辞書は普及しているし、前にも書いたけれども電子辞書草創期からあれやこれや手を出しては買い換えてきた人でもある。分厚い紙の辞書を何冊も狭い机上に広げられるものではないし、なんといっても電子辞書では複数の辞書を「串刺し検索」できてすこぶる便利。でもあいにく電子書籍およびそのリーダー端末には、そういう「乗り換えたくなる魅力」に乏しいと感じてます。デジタル化、とくると写真好きにはついフィルムカメラとデジカメの二項対立が思い浮かぶけれども、デジカメの場合はいちいちフィルムを装填しなくてもいい、撮影したその場で確認できる、動画も撮れる、そしていまや画質もかつての「写ルンです」なんて比じゃないほどの高精細 ( ただし、大判プリントの仕上がりではやっぱりブローニー判以上のカラーリヴァーサル原版にはかなわないと思う ) 。へたすると高画質な 35mm カラーリヴァーサル並みか、それ以上かもしれない ( 注:機種によります ) 。レンズなんかもすごくて、「コンパクトタイプ」デジカメでさえ 35mm 判換算で 28mm 相当の広角レンズがくっついていたりする。こういう「乗り換えたくなる魅力」にいまいち乏しいのが、電子書籍媒体ではないかという気がするのです。それにいくら版権等の規制関係の問題がクリアされても、しょせんワタシが読みたい本なんていっこうに「紙の本」のままだろうから、あいかわらず本棚の「空きスペースをめぐる闘い」は当分、つづくんだろうなあと思っております。

 … ところで先日、MS から次期 Windows のプレヴュー版がお披露目になったようですが、… なんでまたこんな操作画面に?? Windows Phone 7 とデザインを統一させたり、アプリストアを開設したり、やってることはただたんに Apple の完成させた ( いまはやりの言い方で書けば ) エコシステムのいいとこ取りではないですか。タッチパネル操作に特化したこの GUI は、タブレット端末を意識してのことでしょうが、キーボードつきのふつうのノートブック型にはあまり使い勝手がいいとは思えない ( 慣れの問題かもしれないが ) 。Windows 8 というより、Epigonen 8 という印象です。ブルースクリーン画面にこれも Mac よろしく「顔文字」が表示されるところとかも似ているといえば似ている ―― ただし「横倒し」ですが ( 苦笑 ) 。もっとも Vista のときみたいに、やたら「重く」、ハードウェアに高スペックをユーザーに強要するということはしなくなった分だけ、進歩したのかも ( 苦笑 ) ?? 



 … でも現行 OS Windows 7 搭載機はほしいと思っている。以前はMac OS X への乗り換えとかも考えた時期があったが、めんどくさいのと、ついこの前会長職へ退いたジョブズさんというカリスマ経営者のなかば強引な方針、あるいは「砂漠の一神教」のごときあの独特な企業風土に息苦しさ ( ? ) を感じてもいたので、そろそろ Windows 7 搭載機の型落ち品が安く出まわるころだし、ながーいつきあいだった Windows XP からの乗り換えを検討中。もっともなんだかんだいっても、XP はわりといい OS だったと思ってます。

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2010年04月03日

いきなりプッツン

 …といっても、ワタシの脳内回路が「切れた」わけではありません。切れたのはルータのほう。

 昨年の夏に某家電量販店にてNECのAterm WR4100Nという「手乗り」サイズの超小型無線LANルータを買いまして、つい先日までごくごくふつーに使ってました。が、4月になってはじめてノートブック――こちらもちょうどおなじころに買った中古のLatitude――の電源を入れたらどういうわけか(??)、インターネットにつながらず。??? と思っていったん回線終端装置(いちおう光、ただしこれはなかば強引に導入させられたもので、当人はこれ以上、通信代に金かけたくないから、一年間の据え置きキャンペーン以後はもとの速度にもどしてもらいました)の電源を入れなおした上で、再度ルータの電源を入れ、最後にノートブックを再起動してもやっぱりダメときた。

 ネットワーク関連って、いざトラブルが起きるとどこに問題があるのか、「切り分け」がひじょうにむつかしい場合が多い。今回も、いったいどこのなにが悪いのかがさっぱりでして、しばし奮闘するもあいかわらずプッツンしたまま(言い方が少々古いか)。…取り急ぎ確認したい事柄があったので、エイヤっとばかりにネットワークケーブルを引っこぬいて回線終端装置に直接、つないだらあっさりとつながった(直結したので、もちろんWindows Firewallを有効にして)。…なんだかよくわからんが、ケーブルにも終端装置にもとくに問題のないことがこれでわかった。で、またぞろおんなじ手順を繰り返してNECの無線LANルータ経由で接続を試みるも、やっぱりダメ。…ルータがあやしいぞと思いつつ、こんどはお蔵入りとなっていたコレガの有線ルータ(BAR mini)を引っ張り出して、あっちこっち引っ掻き回してACアダプタを探し出して、ひさしぶりにこれで接続してみることにした。まさかこんなに早くお世話になるとはまるで予期していなかった。orz orz

 そうしたらあっさりつながりまして、いまはこの数年前の、色もかなり黄ばんだルータをかましてつないでいるのですが、それにしてもどうにもヘン。NECの無線LANルータのインジケータにはなんら異常をしめすランプは点灯していないし(むろん消灯もしていない)、LAN経由でルータの設定画面は呼び出せる。けれども、WAN側との行き来が、なんだかわからん理由によって、完全にできなくなってしまっているようだ。

 …もうすこし試してみて、ダメだったら当然、保証も残ってるし、良品と交換してもらおうと考えています。とにかくあまりに突然のことだったので、ルータのハードウェアのどこかが物理的にイカれてしまったんだろうか? …こういうケースもままあるから、やっぱりスマートフォンとかが必要なのかしら、とちょっと思ってしまった。折よく日本でもスマートフォンがここにきてぞくぞく登場していますしね(とはいえ、通信代にこれ以上は払いたくない人なので、たとえ買ってももっぱらWi-Fiで接続することになるとは思うが)。いまのところは、たとえばこちらのAndroid端末に興味あり。

 …「バロックの森」、サイトリニューアル!! 解説陣もパワーアップ! 先週は磯山先生、そして来週はなんと! 『中世・ルネサンスの社会と音楽』の著者、今谷和徳先生だ! オルガン/チェンバロ奏者の大塚直哉さんまで案内役として加わっているではないですか。なんだかすごい布陣だ。

追記:いましがた試してみたら、あっさりつながりました。??? なにがなんだかよくわからんので、とりあえずコレガのルータもいつでも取り出せるように近くに置いておくことにします。とりあえず無償交換は回避されたかも。お騒がせしました。m(_ _)m

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2009年10月03日

他山の石になるのかどうか…

 この夏、初代ノートブック氏が逝きそうになったので、かなりあせって某通販サイトにていま使っているノートブック(Latitude D500)を買った…ということは以前、書きました。届いたマシンにはすでにSP2適用済みのWinXP Proが入っていたので、すぐ使えたのは便利だったけれども、いかんせんPCというのは以前の使用状態まで復帰させるのがたいへんです――プリンタドライバとか使用中のアプリケーションソフトとか。もちろんWindows Updateも、めんどくさいことこの上ないながら、最新状態に保たなくてはならないし。そんなこんなで完全にもとの環境に復帰するまで二週間くらいはかかりました。

 …先日、そろそろSP2がサポート終了になりそうなので、TrueImageの最新版も入れて完全バックアップも取ったことだし、そろそろSP3を当ててもいいかな、と考えて思い切ってやってみました…更新じたいは以前のときとくらべてわりとすんなり(?)終わりまして、ぶじに最新のサービスパックとあいなりました。ここまではよかった。

 昨夜、ちょっと時間ができたので、SP3適用後に追加された更新とかあるかな、と思い、Microsoft Updateに接続。緊急を要する更新はなかったので、そのままおとなしくブラウザを終了させればよかったものを、つい左側に表示されている「ハードウェアの更新」という項目に目が行ってしまった(これだから空き時間があるとろくなことがない)。アクセスしてみたら、ご丁寧にDellノートブック用の内蔵デバイスドライバの更新なんてあります――ディスプレイドライバ(ビデオドライバ)に、サウンドドライバ、あと内蔵無線LAN関連ドライバの更新もありました。無線LANについては、あいにく自分の買った製品には無線LANのミニPCIカードは刺さっていなかったから、これは不要(かわりにUSB接続タイプのをときおり使ってます)。とりあえずディスプレイドライバだけでも、と思い、更新してしまった。ここがウンの尽き。

 再起動後、画面がやたら明るくなっていたので、以前のドライバ設定画面のときのように、画面の明るさの調節をしようとしたら、なんと更新したドライバにはどこにもいじれるところがない。?! と思ったがあとの祭りで、しかたなく「システムの復元」にてもとにもどすことにした…ら、再起動後、ややあってブルーな画面を出して停止。こまかい横文字を追っていったら、デバイスドライバが原因で'infinite loop'とある。強制的に電源を切って、再々起動したら「復元は未完了」という画面が出て、やっぱりなにも変わってない。それではとディスプレイドライバのプロパティから「デバイスのロールバック」でもどしてしまえ、と思いきや、なんとかいうdllを指定しろ、とか出て、先へ進まず。orz orz …こうなったらTrue ImageでSP3適用前にもどすしか手がないかな…とも思ったんですが、ダメもとでDellの内蔵デバイスドライバ関連のダウンロードページを探して、「使い物にならない」2005年ヴァージョンより前のヴァージョンを落としてためしに当ててみました。結果、↓の画像のような設定画面が復活、めでたく復帰! とあいなりました。

ディスプレイドライバ設定画面


 …今回の教訓。ディスプレイ関連のドライバは、しくじるとこのように「深刻な」エラーを引き起こしたりとなにかとやっかいですので、いま使っている状態で不満がなければ、むやみに最新版を当てる必要はありません! それにしても驚いた、Intelのディスプレイドライバって、最新版(?)では「旧版」にふつーに存在していた機能さえ、ないんですからね…ダウングレード?? とんだくたびれもうけだ。

 …こぼれ話ついでにもうひとつ。シマンテック社のNorton製品を使っている方も多いかと思いますが、あの製品もやっかいですね。システムの奥深くに食いこむものだから、「完全に」きれいに削除することさえむずかしかったりする。なので自分はNAVとかを完全に削除したい場合、シマンテック社サイトにあるこちらのツールを使っています。これを使うのがいちばん手っ取り早いです(以前、トラブルが発生してNAV2005をアンインストールしたのち、再インストールしようとしたら、「完全に削除されてないからできない」旨のメッセージが表示されて腹が立ったことがあります。orz もうすこしなんとかならない?)。

 …ついでに確実に5年は経過していると思われる二代目さん(企業向けの製品だから、リース期間が過ぎたものを回収して再整備して売っているんだと思う)ですが、半分遊びで'Windows 7 Upgrade Advisor Beta'なるツールを落としてためしてみました。↓が結果なんですが、やっぱりディスブレイドライバとサウンドドライバがダメみたい。もっとも導入する気なんてさらさらないが…。以上、お粗末さまでした(XPから7へ移行する場合、こんな問題があるそうですよ)。

Windows7 Upgrade Advisory


*...付記。Windows Updateで更新すると、Windowsディレクトリに自動的に圧縮されたバックアップファイルが生成されてそれがどんどん溜まります。またSP導入時も「ファイルをアーカイヴする」オプションを選んで導入すると、適用したSPのアンインストール時に必要となるバックアップファイルを集めたフォルダ($NtServicePackUninstall$)が作られるので、自分はしばらく使って問題ない場合、これらを外付けHDDへ移動させて片付けています(→参考記事)。

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2008年09月21日

SP2&IE7導入で疲労困憊orz

1). 本題の前に少しだけこちらを。すわ領海侵犯の国籍不明潜水艦か、と思いきや、よくよく分析してみたらどうもこれこのへんを回遊しているニタリクジラと誤認したのではないか…というニュース。けさの朝刊記事を読んでこちらもびっくり。クジラを「島」と勘ちがいして上陸した人の話は「船乗りのほら話(seafaring yarns)」の定番として古今東西問わず広く存在していますが、よもやハイテク装備の塊のようなイージス艦まで――とはいえこの船の見張りは小型漁船さえまともに回避できなかったが――、クジラとは気づかずに潜水艦だと勘ちがいしてしまうものなのかなあと、ひとりごちたしだいです。前にもここに書いたことの蒸し返しでなんなのですが、聖ブレンダン一行が「羊の島」から「鳥の楽園」へと向かうとき、途中で「寄港」するように言われたのが大魚とも気づかずに上陸したジャスコニウスの背の上。じつはこのジャスコニウス――クジラ――の背に乗ったブレンダンの話が、「ブレンダン伝説」の原型になったのではないかと言われています。世に制作された木版画とか見ますとうろこが生えた大魚もしくは海の怪獣として描写されていますが、たぶんこれもクジラと見てまちがいないでしょう。セヴェリンが実験航海に乗り出した1970年代でさえ、好奇心旺盛なクジラやイルカがブレンダン号のすぐ近くを泳いだり偵察に来たりしていたくらいですから、それこそいまの何倍もの鯨類が生息していた当時の北大西洋を航海したアイルランドの船乗り修道士たちは、さぞや彼らの巨体に度肝を抜かれ、その生態に目を見張ったであろうことは容易に想像できることです。

2). とそんな折りも折り、なぜか急に思い立って、いままで放置状態だった自宅マシンのWindowsOSを更新することにした。とくに理由もないんですが、そろそろIE7を使ってみたくなった、という出来心が働いたからというのもある。ServicePackと呼ばれる更新パッチの集合体はOSそのものの更新なので、使用環境によってはそうおいそれとは手が出ない。なので自分はいつも、サービスパックが出てもしばらくは様子を見て、障害情報とかにもあらかた目を通してからでないと導入しないほう。とはいえそろそろ更新しないとまずいかな、という気持ちもありまして、思い切ってやってみました…まだプリンタドライバがきちんと動作するかどうかとかまでは検証してないのですが、サービスパックの更新じたいあんまりひさしぶりなもので、例によって時間のかかる悠長な更新を辛抱強く待ったあげく、インストールの最後の段階(ファイルをクリーンアップしています…)に来てどうも挙動不審…いちおうHDD全体のイメージバックアップは外付けドライブに取ってあるので、最悪の事態になってもまたもとのイメージファイルを書きもどせばいいやくらいでのんきにかまえてました。あんまりもたつくものだからしびれを切らしてお昼を食べてからもどってみると、なんとインストーラが「異常終了」してしまった…さすがにちょっと焦って、いま一度更新のダウンロードを試みたら、あろうことかこんどは最新のサービスパック3を落としはじめた…でも――当然のことながら――インストールは途中で止まり、これはイメージファイルの書きもどしかとレスキューディスクに手が伸びましたが、その前にダメもとで「システムの復元」を試してみよう、と思って試してみました。再起動後、またえらーく時間がかかってようやくWindowsが起動したら、「お使いのコンピュータは危険にさらされています」という全画面表示の設問につづき、「Windowsセキュリティセンター」なんてへんてこな窓が開きました…なんだかわからんけれど、めでたくサービスパックその2になったようです。SPその3のファイルはどこかに落とされたみたいですが、まだこんなものいらない。できればこういう無駄なファイルも捨ててしまいたいところですが、いったいどこにあるのやら…。

 そんなこんなですっかり暗くなり、半日のつもりがけっきょくまる一日かかってしまった。orz orz もうすこしスムースにいかないものですかねぇ> MS社殿。

 SP2を適用したそのあとがまたたいへん。SP2リリース後に配布された更新を見たらIE7も入れて50以上もありました。で、確認せずに入れるのはやはりイヤなので、一件一件、いちいちどんな更新なのか確認しつつ不要な更新項目にはチェックをはずして…なんてことちまちまやっていたら冗談ぬきで目がチカチカしてきた(苦笑)。

 …とすったもんだの末、ようやく50件以上のパッチとIE7をぶじ導入完了。とりあえず本家サイトを表示させてレイアウトの確認をしました…もう体力的に限界です(笑)。で、IE7なんですが、さっそく使ってみた印象としては、Firefoxをメインで使っているのでタブブラウジングができるというのはとても便利。起動すると最初のタブのとなりにちょこっとつぎのタブが顔を出しているところもいい。タブを開きたいときに直感的にすぐ操作できるし、検索窓も大きいから目の悪い自分はとても助かる。タブも大きくて見やすいし、このへんはFirefoxをそうとう研究してぶつけてきた、という感じです。ツールバーの表示が従来とはがらりと異なっていますが、とくに問題はないと思います。表示領域を確保したいので、不要なときはメニューバーも非表示にしています(必要になったらaltキーを押せば表示されます)。ひとつ難点を言えば、Canonの純正ドライバEasyWebPrintがIE7に未対応なことくらい。できればIE7用ドライバもリリースしてほしいところです(その後、IE7付属の印刷ツールのページフィット印刷でも機能的に遜色ないことを確認)。また50以上もの更新とセットで落としたとはいえ、いまのところ目立ったトラブルもなし、とても快適です。というわけで、Firefoxメインで使っている方はIEもヴァージョン7に切り換えたほうがいいんじゃないかって思います。Google Chromeは…まだ遠慮しておきます(笑)。

3). とはいえメインで使うブラウザはやっぱりFirefox3。なのでFirefoxならではのおもしろい機能もついでに紹介しておきましょう。ブラウザのツールバーをいろいろ着せ替えできるおもしろいツールなんかもあります。自分はこのPersonasで、涼しげな「雪だるま」のデザインを楽しんでいます(ダウンロードサイトはこちら)。またFirefox3はどうもメモリを大食いする傾向があるみたいなので、ためしにこちらのフリーツールを入れてみたら、びっくりするほどメモリ占有量が激減したので、Firefox3がなんだか重いなぁ…と感じている方にはこちらもおすすめです。

IMEツールバーがおかしい
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2007年01月22日

Google, iPhone, and YOU.

1). 新年明けていきなりの地震と津波、となにやら不穏な感じではありますが、しばらく更新できずにいたら、またしても、というか…「ペコちゃん」の件もそうですが、ひじょうに頭にきたのはこちら。なんですか、ここのガス会社は? もともとガス管網は北見市が管理していて、2年くらい前にこのガス会社に譲渡したものらしいが…いくらなんでも自分が生まれる前に「ねずみ鋳鉄」なんていまどき使われない材料でできたガス管を敷設後、一度も交換せずガス供給していたとはいったいどういうこと? また調査結果を公表した会社の幹部だかだれだか知りませんが、まるで他人事のようにしゃべるあの態度にも腹が立つ。唖然として評することばもなし。「微量だったから…」とはなんたること! 微量だろうと大量だろうと、3日前から猛毒の一酸化炭素をふくんだガスが漏れているとの通報を受け取っているんだからとにかく現場へ急行して住民を避難させることが最優先に決まってるじゃないですか。なおあきれたことにはこの動画報道でも「一連の検証作業について、結果として妥当だったかどうか検討してみる必要がある…」なんてことをいまだに平然と言ってのける。死者を出した時点でもう信用ゼロなんです! ほんとにその道のプロかと目を、耳を疑う。

 …都市ガスを供給するという、いざ事故を起こせば惨事につながりかねない重責を担う企業体で働く人の発言とはとうてい信じられないほど、この人の物言いはいかにも軽い。北ガスの経営不振云々…なんてことも聞きますが、経営が苦しいからそこまで手が回りませんでした、なんて冗談じゃない。すくなくとも突然の予期せぬ災害(人災)で亡くなった住民の方や、事故のために最愛の家族を奪われとり残された遺族のことを考えての発言ではない。土下座しろと言いたくなる。取材にたいして、ピアノ講師だった女性の息子さんが気丈にこたえていましたが、「あんなに元気だったのに…」。そのショックの大きさはいかばかりかと思うと察するにあまりある。20歳…だからきっとご両親といっしょに成人式を祝われたばかりだろうに…。

 先週、NHK-FMの「私の名盤コレクション」という番組を聴いていたら、指揮者の故朝比奈隆氏の特集をやってました。亡くなられる直前、まったく偶然に神戸へと帰る新幹線に番組ゲストの落語家の方が乗り合わせた。「先生!」と声をかけたら、公演を終え、顔に黄疸症状が現れ意識朦朧状態の朝比奈氏からこう言われたんだそうです。「…ああ、なんだきみか。こんな年寄りの相手なんかしてないで、落語の稽古を積みなさい!」。以前NHKのTVで、シカゴ響を振る米国公演のもようを見たとき、米国人スタッフから「椅子はいるか?」と訊かれた朝比奈氏、なかば憤然としてこうこたえました。'No! Standing is my profession!'。朝比奈氏はどんなときでも「本分を尽くす」人だった。不二家の事件にせよ、北見市のガス漏れ事故にせよ、いずれの場合も「プロとしての本分」を尽くしていない。なんかこういう、本末転倒な人・企業があまりにも多いと思うのは自分だけだろうか…。この手の報道に接するたび、すくなくとも昔の日本人には朝比奈氏のように、一本筋の通った、真に教養あるdecentな人がたくさんいたんじゃないかとつい思ってしまう。

2). 本題。きのうこちらの番組を――「N響アワー」のあいまに――見ました。考えてみれば自分も一種の「検索」中毒かも。自分がはじめてこの検索エンジンを知ったのがまだ日本語版さえなかったころだったので、隔世の感ありですが、なんだか最近のGoogle社を見てますといつぞやのMS社みたい…「全世界の情報を収集・管理」なんてちょっと空恐ろしいものを感じるのは自分だけか? たしかにここのサービス――Google Earth、Googleマップ、Gmail、News検索にBlog検索、米国内発行の主要雑誌・新聞の過去記事全文検索に図書館蔵書検索(このふたつについては実現まで紆余曲折がありました)、画像管理ソフトのPicasa2などはたしかに便利だしおもしろいけれども…また、「Google検索結果上位に引っかからなければこの世に存在しないのとおなじ」とハッパをかけるSEO会社の社長も出てきたけれどたしかにそうなのかも…自分のサイトだって、こっちが「サイトこさえたからURLを登録するね!」と申請してかなーり経過してから――作った本人がすっかり忘れているころ――いきなり検索結果にヒットするようになり、それと相前後していろいろな方からメールをいただきはじめたし…たしかにGoogle効果はありますね。でもしょせん一私企業にすぎない組織が「全世界の人々のありとあらゆる情報」をかき集めて管理する…というのはやっぱりこわい。番組の最後、Google本社ロビーのホワイトボードが映し出されたとき、ますますこわさを感じた。ボードには、世界中から集められた博士号をもつ天才的なエンジニアたちが「将来の夢」を寄せ書きしてあったのですが、「株式市場を支配する」だの「Google通貨を作る」、「Google.gov(政府)を作る」…ワインが入って酔ったアタマでこれらの寄せ書きを見せられると、サリン事件を引き起こした某カルト教団幹部の映像とどうしてもダブってしまう。

 ちなみに日本ではいまだにYahoo! 強しみたいですが、番組にもあったように世界的に見ればいまやGoogleのひとり天下、みたいな状況なので、知らないうちに周囲を見たらみんなGoogle、なんてことにならないともかぎらない。知らないうちに知られたくない個人情報までGoogleの手に渡って管理される、ということだってありうる。そういう自分もGmail使ってたりするから、いまさらどうしようもないような気もするが(苦笑)。とはいえ…あのジョン・ゲールという青年、ほんとにGoogleの広告収入だけで毎月90万近く入るんだろうか…ほんとの話かいな…??? 「納豆オチ」、なんてことはないとは思いますがどうですかね > NHK。ちなみにここまで如才ないGoogleですが、「千慮の一失」はあったようで…それが動詞用法のgoogle、つまり「ググる」。当のGoogle社が昨年になってあわてて商標申請したから、うっかり「ググりました」なんて使えないみたいです。商標使用料を払えなんて警告がくるかも。

 …年末はブレンダン本優先の読書だったので、いまごろになってTime 誌の'Person of the Year' を読んでました。知ってのとおり「今年の人」はずばりYOU、つまりわれわれ自身ですと。いまや情報は有名メディアに属する一部の人から発信されるものではなくて、有名無名問わずみんなが平等かつかんたんに情報を発信・受信、共有できる――それも世界的規模で。この新たな動きが従来の情報の流れを根底から覆しつつある、というわけで「あなた」ということになったらしい。

 それを実現させた技術はWeb2.0、その代表としてYouTubeが取り上げられていました。「Web1.0がページどうしを結びつけるための技術とすれば、Web2.0は人どうしを結びつけるための技術。TVや新聞コラム欄に登場する特別な一部の人だけのものではない。Web2.0をかたち作っているのはごくふつうの人たちだ」。なるほど。YouTube創業者3人組についてもそれぞれ経歴とか書いてありましたが(現在スタンフォード大在学中のカリム氏はあとのふたりと不仲らしい?)、むしろWeb2.0を利用して「有名になった人」の記事のほうがおもしろかったりして。とくにこの人とか。Web2.0もいいけれど、いまのトレンドはOpen Sourceなのでは…と思っていたら、ちゃんとFirefox開発者のひとりという、弱冠21歳の青年の話も載ってました。そうそう、まず最初に「お金ありき」じゃないから、とことん納得行くまで打ちこめるんですよね。この点はひじょうに共感します。そうは言っても糊口を凌ぐにはライフワークならぬライスワークも必要ですが…。

 …ついでにこの記事にはquixotic なる形容詞も使われてました。もちろん『ドン・キホーテ』から派生したことばです。

 最後にApple社が先日発表したiPhoneの試作機について。自分もNYTimes配信の'MacWorldExpo'の動画を見て、おおいに驚いたわけですが(ポーグ氏のblogにリンクがあります)…これはもう電話じゃないですよ。名前こそ「電話」は冠しているけれども…コラムニストのポーグ氏が書いているとおり、電話なんてはっきりいってほんの付け足しみたいなもの。じっさいには電話というより携帯端末にひとしい。入っているのはOSXサブセットベースの専用OS。タッチパネル下の電源ボタンとか、音量調節以外は物理的なボタンはいっさいない斬新なデザイン。メール送受信(ヴォイスメールも)にWebブラウジング…しかもPCとおんなじフル表示ブラウザ! タッチパネルも動画を見るかぎり使い勝手がよさそう。ネット接続はWi-Fi経由か、米国仕様の場合はCingular社の――かなり遅い――回線経由で(携帯キャリアはCingular一社のみ。ただしG.S.M.4バンド対応なので、海外でも使用可能)。Bluetoothも搭載。記憶装置はHDDではなくて4〜8GBまでのフラッシュメモリ(このへんは当然の仕様か)で対応。このへんの作りこみの巧みさはすこしは見習ってほしいくらい > MS社(→iPhone関連国内記事)。ただし現段階では――ポーグ氏も「これはreviewではなくてpreviewだ」と断っているとおり――まだ試作機なので正式リリースまでにはいくつか仕様の変更があるでしょう。

 とはいえNYTimes はなにもApple礼賛、といった記事ばかり掲載しているわけではなくて、こちらの記事のように、きわめて冷静に分析・批判した記事もあるところがいいところ(報道機関ですから当然か)。こちらの問題についてはまた後日書く…かもしれません(明日もNYTimes ネタを予定していますが、今年「注目の人」の話です…)。

 …MS社といえばWindows Vistaがまもなく個人ユーザー向けにも出荷されますが、MS社は土壇場になって一部アイコンのデザインを変更したり、「スタートボタン型の飴玉」を配ったり(元記事)、こんなカウントダウン時計まで配布したりといろいろたいへんですねぇ。でも個人的には時計、とくるとこっちのほうがおおいに気になりますね

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2007年01月03日

もう脆弱性 orz

1). 12月26日は「使徒言行録」で石を投げつけられ殉教したステファノを記念する祝日。だからというわけではないけれど、イラン大地震やスマトラ沖巨大地震など、大きな地震がなぜかこの日に発生しています…2005年はなかったけれど、2006年、こんどは台湾南部沖でM 6.7の強い地震が。この地震のせいで海底に敷設してある光ファイバーケーブルが損傷して銀行のATMや国際電話、インターネット回線も軒並み深刻な通信障害に陥ってしまい、完全復旧にはまだなお時間がかかりそうですが、海底ケーブル損傷を報じる地元紙紙面に掲載された、日本近海に敷設された海底ケーブルの図を見てびっくり。東海道沖、日本海溝手前あたりまでまさにケーブルだらけ、さながらケーブル銀座のような感じでした。日本近海の太平洋の海底にこんなに張り巡らされているとは正直思ってもみませんでした。台湾の場合、軍事的緊張のつづく台湾海峡を避けた結果、反対側に集中することになり、そこを地震に直撃されたかっこうになったようです。

 NYTimesの記事によると、いまでこそこれだけ大量のデータ通信用回線が張り巡らされている日本近海ですが、ほんの10年前までアジア-米国間の太平洋横断海底ケーブルはたったの5本、それもすべて日本を経由していたらしい。台湾に負けずに地震大国の日本でも、まったくおんなじようなことが起きかねなかった――いや日本だったら世界規模の通信障害を引き起こしていたでしょう。

 かといって衛星回線…はあまりにも「細くて」、数年前にくらべて格段に大量のデータが日常的にやりとりされているいまの現状ではとてもじゃないけれど代役はつとまらないようで…海底ケーブル敷設には莫大な費用がかかり、各国の大手事業者が費用負担を折半してまで海底ケーブル網を維持・拡張しているようですが、通信衛星を打ち上げる費用にくらべればこちらのほうがまだまし。というわけでインターネットなど、いまや日常生活の一部ともいえるネットワーク回線は今後も海底ケーブルに依存しつづけるしかないらしい。

2). 昨年11月、企業向けに出荷がはじまったWindows Vista。さっそくこんな報道が(元記事はNYTimes紙、2006年12月25日付)。なんですか、もうセキュリティホールですか…。しかも昨年暮れにFirefox2.0と競うように正式版がリリースされたIE7にも「深刻な」欠陥つきというおまけまで。これを発見したのがロシア人のプログラマーらしくて…米国のセキュリティソフトウェアヴェンダーも同様の欠陥を見つけてMicrosoft社に報告したらしい…当のM社のセキュリティ部門運用責任者が言うには「Vistaに影響をおよぼす脆弱性であるとは認識しているけれども、VistaはこれまでリリースしてきたWindowsでもっとも信頼性の高い、安全なプラットフォームだと確信している」…??? こういうのをoxymoronと申します。たしかにXPにくらべれば、いろいろ防衛策を講じているらしいので、システムをあっさり乗っ取られる危険はいくらかでも少ない…という話は聞いてはいます。でも企業向け版リリース直後でこのありさまなので、今月末に個人向けパッケージが出荷され、新型PCに搭載されはじめたらどうなるか…「隠れていた」欠陥がそれこそタケノコのごとくつぎつぎと出てくるのは――いままでの経験からしても――明らか。セキュリティ意識の薄いユーザー、たとえば幼い子どもがそのようなマシンでどんどんインターネットに接続したりすれば、企業向け版以上にリスクはいちだんと高くなるでしょう。LinuxにしてもMac OSXにしても100%セキュアなOSなんてありえないことは承知しているつもりでも、Windowsにかぎって言えば毎度おんなじことの繰り返し、そのために泣かされるユーザーも多いわけで、これはもうOSじたいが欠陥商品ではないか、という気さえしてきます。正直もううんざり。ちなみにVista、最上位版のUltimateとかいうのがなんと約5万というから、開いた口がふさがらない。そういう商売が通用する時代はもう終わったと思うが…。じっさい、PCショップ店頭でVistaのデモ機を触ってみても、開発に5年かけた割には…というのが正直な感想でした。

 現行のXPについても、いくら最新のService Pack(SP2)を当てたところで、毎月のようにあらたなパッチを当てるよう警告されるしキリがない。SP1→SP2に変更するだけでもかなりのリスクが伴うし(それにやたらと時間もかかるわで)。

 …あるときWindowsディレクトリ内を眺めていて、ふと、このやたらとある'$NtUninstall...$'という隠しフォルダはいったいなんなんだろ…と思って調べてみたら(こういう点はWebのありがたみを感じる)、すべてこれWindows Update サイトから落として当てたパッチのアンインストール用のフォルダだった。つまりWindows Updateをしつづけるかぎり、この隠しフォルダもえんえんと生成されつづける…最近の内蔵HDDがいくら大容量だからって、チリも積もれば…ちなみに自分の環境では、これだけでなんと900MB以上もありました。orz orz

 …そろそろMacとか、OSも乗り換え時期かしら?

posted by Curragh at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | OS/PC関連

2006年08月28日

パッチのパッチorz

 先日のWindows UpdateでバグのあったIE6SP1の累積修正パッチ(MS06-042)。リリース予定日の22日になっても自動更新では「パッチのパッチ」は落ちなくて、26日になってようやく入手成功。しばらくは様子見ですが、もう「不正終了」の連発はないだろう…と願いたいところ。

 …「パッチのパッチ」を入手する前、暫定的な回避策として「インターネット・オプション」詳細タブから、「HTTP1.1を無効にする」にチェックを入れるとよい…という話をたまたまWeb上で見かけまして、ためしにやってみたところ不正終了がパタっとやみました。HTTP1.1が無効状態でもブラウズには差し支えないみたいです。このへんの理屈はよくわからないけれども…。

 そんな折りも折り、Microsoft社員の方が作成しているとおぼしきこんなblogを発見。米国本社の人の書いたblogはいくつか見たことがありましたが、なんだ、もっとも重要なセキュリティ関連情報が、しかも日本語で読めるではないか! 今回の件ももちろん記事がエントリされていて、

 現時点で影響を受ける環境では、HTTP 1.1 プロトコルを無効にすることが回避策となります。

…と、自分のとった回避策とまったくおんなじことが書いてありました…orz。

 「緊急の」セキュリティ関連情報では、ときおり日本法人側公式サイトの翻訳がまにあわなくて、なんと機械翻訳(!!)で手っ取り早くかこつけた、まことけったいで理解不能な日本語を読まされる場合があるので、おなじ参照するならこの手のblogを活用したほうが早道だったりします。なにか問題なり障害が発生したとき、いわゆる公式サイトから得られる情報で解決したことはほとんどといってよいほどなくて、たいていが第三者による情報、はっきり言えば「人柱」になってしまった方々の生々しい報告に負うところが大きいです。Microsoftにもそんなエンドユーザーどうしが意見交換しあう場が提供されてはいますが(あれれ、いましがた確認したらサイトが倒れてましたorz)、公式サイトのほうもほしい情報がなるべく早く見つけられるような構造にしてもらえないだろうかといつも思います(でもこれはプロ・アマ問わず、Webサイトを作成・運営する者にとっては永遠の課題かもしれませんね。なにしろ規格じたいがどんどん変わってしまうので…近いうちにCSSも現行のv.2からv.3になるみたいですし)。

 これはなにもOS製造元サイトの問題かぎったことではなくて、セキュリティソフトウェアヴェンダーの公式サイトにも言えること。自分の使っているNorton AntiVirusの製造元Symantec社もある点Microsoft社以上に公式サイトが使いづらくて困る。昨年暮れ、いきなりNAV2005のアイコンにバツ印がついてしまって、にっちもさっちもいかなくなってしまったことがあり、泣く泣く――定義ファイル更新料払ったばかりなのに! ――再インストールするはめに陥りました…ところが、ソフトを構成している各プログラムがいっぺんにシステムからアンインストールできない作りになっていたために、インストールをやり直したくてもできない。泣く泣く公式サイトの迷路のようなページをたどってようやく「旧ヴァージョン完全アンインストーラ(なにそれ??)」なるものを発見、おかげで全コンポーネントとレジストリ登録情報はきれいに削除されてぶじ再インストールできたわけですが…もうすこしなんとかならないのか? > Symantec社殿。

 …今回のパッチ騒動にもどると、なんと、先の不具合のあったMS06-042を適用したままだとそれがあらたなセキュリティホールになる、という笑うに笑えないおまけまでついていたりして…orz

 Microsoftは10月あたりに次期Windows・Vistaの「製品候補版(RC1)」のDVDを雑誌の付録として配布するらしいけれども、正式版リリース前の「最終ベータ版(バグつぶし用)」にすぎないものをなんで一般ユーザーに配布したりするのか? このへんも理解に苦しむ。もっと解せないのは製品サポートライフサイクルポリシーとかいう言い訳でWindows XP SP1の技術サポートを10月10日をもって終了するということ。まだの人はなるべく早くXP SP2に更新するようになんて言っているけれども、ハードウェアや互換性の問題などさまざまな理由であえてSP1のまま使っているユーザーや企業だって多いのです。いま現在出荷されているPCのほとんどが事実上Windowsマシンであることを考えると、みずからOS市場を「寡占化」しておきながら、いまだ大多数のユーザーが使用しているヴァージョンまでさっさと切り捨てようというのは大企業の驕りではないですか。

 Windows XP SP1(SP1a)使用者にもこれまでどおりセキュリティ関連パッチの提供をつづけることが、最低限Microsoftが果たすべき責任だと思うのですがいかが。

TCP139ポートスキャン増加中
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2006年08月18日

月例修正パッチのバグ(泣)

 …そろそろヴァルヒャがステレオ盤「バッハ・オルガン作品全集」で使用した、ストラスブールのジルバーマンオルガンについて書こうかな…と思っていたけれども、腹の虫がおさまらないので急遽こちらを。

 …今日はほぼ半日、Windows Updateがらみのトラブルに振り回されてました…Updateサイトにアクセスしてセキュリティ関連修正パッチを更新…したくてもできなくて、悶々としながら解決策を探ること数時間。この酷暑に…台風の直撃や落雷・停電を食らうよりはましですが。

 いらんお世話の自動更新関連のサービスじたいを切って使用しているため、あらかじめwuauclt.exeやintelligent background 転送サービスを起動したうえでWindows Update サイトにアクセス…するまではよかったものの、いざカスタムインストール更新しようとすると、いつまでたっても緑のインジケータ画面のまま。最悪の場合はハング。先月の更新時にこのような症状がはじめて出たので、何度か試せばそのうちつながるだろう…くらいの気持ちでやり直すこと数度。どうあがいてもおんなじところでおんなじエラーコード(0x8DDD0009)を返されいっこうに先へ進まない。…ノートPCはカッカと熱くなるし、こっちもさすがにカッカしてきたので、いったんあきらめてエラーコードを頼りにしばし検索。すると、自分とおんなじ無限ループにはまっているユーザーが意外と多いことを知りました。そして解決策もいくつか目にしましたが、たとえば、

 システムフォルダのiuctl.dllをリネームし、Windows Update を実行することで最新のファイルがダウンロードされる。
 1.[スタート] ボタンをクリック。
 2.[プログラム] - [アクセサリ] - [コマンドプロンプト] をクリック。
 3.rename %windir%\system32\iuctl.dll iuctl.old(例)と入力し、Enter。
 4.Windows Update を実行。

…とてもじゃないけどこんな面倒くさいことやってられないorz。

 そこで、こちらで見かけた、「一度自動更新を有効にしてからあらためてアクセス」という方法を選んで再度、やってみました…。インストールのみ手動更新という設定にして、「自動更新」をはじめて有効にしました。…いったいどんな挙動を示すものやらと不安半分。タスクバーの「通知領域(タスクトレイ)」に自動更新アイコン(地球とWindowsロゴ)が出現、やおら「..%ダウンロード済み」なんてポップアップ表示して、修正パッチを落としはじめました。ところがこれが曲者で、タスクマネージャで確認するとCPU使用率がいきなり100%…なんて使えない仕掛け、と思っているうちにぶじ終了。…ところがすべて落とし終えてもウンともスンともいってこない。時間もないしとりあえずここでいったん電源を落として出かけてしまいました。

 帰宅後、さっそく電源を入れてまたぞろUpdateサイトへ。こんどは自動更新を切って、あらためてカスタムインストールを選択、――またまたかなーり待たされたあげく――ようやく成功! 修正パッチの一覧がずらりと出てきまして(14個もあった…orz)、めでたく更新完了。このときすでに、自動更新時の設定でダウンロード済みである旨が表示されていたのであとはインストールするだけ。

 …システム再起動後、NYTimesサイトをIE6で見て、ブラウザを閉じたとたんにメモリ参照違反(Windows 9x系でいうところの「強制終了」ダイアログ)とのバツ印アイコンの警告窓が。…その後もたてつづけに「問題が発生したため、iexplorer.exe を終了します…」というダイアログ窓。??? と思って、常用しているFirefoxに切り換えていろいろ検索してみたら、あきれたことにいまさっき適用したばかりの「IE6用」修正パッチに欠陥があるらしい?! 

 …Windows Updateしたら修正パッチじたいにバグがありました、ということはこれまでも何度か(何度も?)ありました。またしても、ですか。なんかまた「パッチのパッチ」がリリースされるみたいですね。

 MacOSX もいろいろとセキュリティ関連の欠陥があるみたいですが、バグの数と規模から見ても圧倒的にWindowsのほうが多いだろうし、こんなことがつづくと、ユーザーとしてはやっぱり考えてしまいますねぇ…。

 …最後に関係ないことながら、BBC Radio3 Choral Evensong で先週放送分の'3 Choirs Festival'、聴くの忘れてしまった…orz

IE6のエラー
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2006年07月24日

トラックバックについて

 先日、大家のさくらインターネットからこんな告知がきてました。

 ここのところ断続的に海外からのトラックバックスパムが酷くて、一部の過去記事をトラックバック不可設定にせざるを得なかったり、そのせいかどうかはわかりませんが、書きあげた記事を送信…したくてもなかなか接続要求ができなかったり…していたものですから、これでひとまずはスパムも収まるかなと思っています。

 なので、トラックバックされる方は、半角英数字のみではハネられてしまいますのでご面倒でも注意していただきたいと思います(たぶん大丈夫だろうとは思いますが、念のため)。

 …と、これだけでは芸がないので、便利ツールの紹介でも。

 毎日の業務、もしくは家庭で使用するPC。日々酷使していますとある日、突然HDDから異音が…あるいはいきなりご臨終…という不測の事態が起きないとはかぎりません。最近ではHDDはiPodに代表される携帯型mp3プレーヤとか、携帯電話にまで搭載されるようになっていますが、構造的に衝撃には弱く、基本的に消耗品です。HDDにはS.M.A.R.T.と呼ばれる自己診断ツールが搭載されていますが、通常、この情報はユーザーの目に触れることはありません(一部メーカー製PCでは純正ツールが搭載されている場合もありますが)。

 自分の場合、HDD Healthという海外製フリーソフトを使っています(下の画像)。これはS.M.A.R.T.から読み取った情報を分析して、おおざっぱとはいえ耐用年数を計算して表示してくれるというもの。横文字表記ながら、使い勝手がよくてけっこう便利です。使い方の解説はこちらで。

hddhealth2006.PNG


 …たまたまこのとき表示された「HDDクラッシュ危険日」は2023年5月16日…聖ブレンダンの祝日でした…orz。
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2006年05月15日

また落ちたorz

 半年ほどなかったんだけどな…ブラウザ画面を開こうとしたら…いきなりWindows が――ロンドン橋よろしく――落ちた…orz

 …再起動・ディスクチェック後、Microsoft にエラー情報を送信してくれというお決まりのダイアログ窓が出るので送信したら、



エラーの原因はデバイス ドライバです

マイクロソフトにエラー レポートを送信していただき、ありがとうございます。

エラー レポートの概要

エラーの種類 : Windows Stop エラー (ブルー スクリーンにエラー コード情報と共にメッセージが表示されます)
解決策 : なし (「次のステップ」を参照)
このエラーの意味 : 回復不能で、再起動が必要なエラーが Windows で発生しました。
原因 : 不明なデバイス ドライバ
コンピュータの症状 : ブルー スクリーンにエラー コード情報と共にメッセージが表示されます (たとえば、 0x0000001E, KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED など)
その他の対策 : 重要 : マイクロソフトのアナリストが 1日も早くこの問題を研究し修正できるよう、引き続きエラー レポートの送信をお願いいたします。

このエラーに関する情報

このメッセージは、お使いのコンピュータにインストールされているデバイス ドライバが原因で Windows オペレーティング システムが予期せず停止した場合に表示されます。この種のエラーは、"Stop エラー" と呼ばれています。Stop エラーが発生した場合は、コンピュータを再起動する必要があります。

次のステップ

エラー レポートの分析を行いましたが、現時点でエラーの原因を特定することができません。しかし、マイクロソフトは引き続きこのエラー レポートを分析し、エラーの原因の特定に努めます。原因の特定と修正が可能な場合は、同じ問題が発生したときに、この問題を解決するための手順が示された新しい回答が表示されます。



 ですと。

 おそらく次期WindowsのVistaになっても「あ゛ーッ?! また落ちた〜orz」ということは繰り返されるんだろうな…いくらハードウェアが100%完全にWindows OS 側と互換性が保証されても(いま使っているのはもとはWin98SEが走っていたので、ハードウェアの互換性に難があるのかもしれない)。
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2006年04月23日

OS Wars

 Apple、最近がぜん元気ですね。

 「いずれはMacマシン上でWindowsも…」なんて思っていたら、本家がBoot Campなるものを落下傘部隊よろしく投入、あっさり公開してしまったおかげで、いまや全世界といってよいほどのPCユーザーの注目を一身に集めている感じですね(にしてもBoot Campとはまた意味深長なネーミング…なんか海兵隊? みたい)。それまではMacユーザー有志がなんとかこの難問を突破しようとこぞってハックしまくり、懸賞金までかけて「だれが最初にIntel MacでWindows XPを走らせるか?」なんてコンテストまで開催していたくらい(関連動画がここで見られます[要読者登録、左側メニューからTechnology>David Pogueを選択])。対するMicrosoft側は、「MacユーザーにもWindowsのすばらしさを知ってもらうのによい機会」なんて発言したそうですが、それはどうかねぇ…むしろWindowsユーザーのMac買いが進むだけなのでは…個人的にはそんな印象を受けます。なんでもMicrosoft陣営は、次期ヴァージョンのVistaはEFIをサポートしないなんて早々に発表したし…いつまでDOSの遺物にこだわっているつもりなんだろ? 

 もっともBoot Campじたいがベータ版なので、たとえばIMEによる日本語入力に難があるとか、日本語キーボードが認識されないなど、使い勝手はいまいちのようですが、先日のNYTimesのポーグ氏が書いた記事にもあるとおり、「この調子で技術革新が進めば、一週間も待てば現行版よりはるかにすぐれたものが出るはず」という期待感はあります…一週間がムリでも、来年発売予定のMac OSX次期ヴァージョンの「レパード」にはこの画期的なOSローダが正式搭載されるので、それにあわせて買い替え、あるいは新規に購入したら、「Mac+Windows Vista」ということも夢ではない。

 とはいえ来年、一気に個人向けPCのOS勢力図が塗り変わる大波乱はないらしい…いちばんの理由はApple側の売り方にあります。販路だったら圧倒的にWindowsマシンに有利な現状を変えようとしないかぎりはたとえVista発売が来年にずれこんでもWindows側に有利に働くだろう、というのが大方の見方です。

 …そうはいってもやっぱりMacは魅力的です…使っているノートPCもそろそろ買い替え時期なので、このさい乗り換えてもいいかも(でもちょっとお高いなぁ…)。

 ただしWindowsも動作可能な仕様のMac OSマシン、というのは、同時にWindowsユーザーを悩ませつづけている「悪意ある攻撃」をおんなじように喰らいかねない、ということでもあるので、まずはSymantecはじめ、アンチウィルスヴェンダーが積極的に対応してくれないとそうおいそれとは乗り換えも進まないということは言えると思います。そもそも現行版のMac OSXじたい、ベースはUnixなので、過去のMac OSに比べれば格段に攻撃を受ける危険は増えています。

 攻撃されやすい…とはいえ、2月だったかMac OSXに感染する新種ワームが発見されたとき、それまでなんと1年半も(!)新種発生の報告がなかった、という記事を見ました…Windowsユーザーから見れば、なんともうらやましい話ですよね。

posted by Curragh at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | OS/PC関連

2006年03月26日

Vista発売延期

 個人向けPC用OSとして事実上の市場独占状態にあるマイクロソフト社の次期ヴァージョンWindowsのVistaが、年末のホリデーシーズンに発売するはずが、またまたさらに遅れて年が明けて2007年1月ごろになるらしい。

 とはいえ企業向けのボリュームライセンス版は予定通り11月に出すとも…このへんの線引きがどうもよくわからない…。今回の延期発表のあと、Vistaの開発部門の責任者がひとり更迭されるとの噂も飛んだり…。

 Vistaの開発は当初見込みから遅れに遅れ、発売予定時期がどんどん先延ばしにされてきました。それでも一年以上前からか、Microsoft側は年末にはまにあわせると言いつづけてきただけに、今回のいきなりの延期発表には驚いた、というか、失望さえおぼえました…。米国のPC小売業界では一番の書き入れ時である感謝祭以降のホリデーシーズンに間に合わないことで、売り上げ減を心配する声が早くもあがっているようですが、個人的には次期Windowsがハードウェアの起動プロセスとしてEFI対応を見送ったことが一番の失望でした。

 Mac系PC雑誌をはじめ、気の早い人たちのあいだではなんとかしてIntel MacマシンにWindowsもインストールしてふたつとも起動できないものかという話題でもちきりですが、いまはムリでも次期WindowsはEFI対応になるはずだからVistaだったらうまくいくかも…と甘い期待を抱いていただけになんか肩透かしをくらった感じ。Microsoft側にとってはそんなことされては死活問題なので、自分たちにとって不利な機能に対応させる必要はなしと判断したのでしょう…とはいえいまどきDOSベースのBIOSなんてレガシーなものをいつまで引きずる気なんだろうか(最近の機種はフロッピードライブもないし)…先日開催されたAppleのイヴェントでも、ジョブズ会長が「WindowsはレガシーなOSだ。Macにはレガシーな部分はいっさい必要ない」みたいなことを言っていたが、むべなるかなですね。

 一Windowsユーザーとして思うのは、たしかにソフトウェアや周辺機器の対応はWindowsのほうが有利だけど、その代償があまりにも大きい。セキュリティソフトひとつにとっても某社の×ortonなんかはウィルス定義ファイルの更新費用だけでもバカにならないし、複数台のマシンをもっているユーザーの場合は費用がさらにかさむ。Windows UpdateもMicrosoft側は自動更新を勧めてはいるけれど、個人的にはこれもあまり信用していない。たまに更新パッチじたいにバグがあって、パッチのパッチを配布、なんてこともしばしば。それに自分の使用環境では不要な更新も多く含まれているのでいらないものまでドカドカ入れられるのは困る、ということもあり、いちいち手動で確認しながら導入するので面倒くさい。

 Vistaの現行ベータ版はバグが多くて、しかも現ヴァージョンよりも不安定らしい。開発が難航しているのは、セキュリティ関係でもたついてるとも、大きなバグが発見されたためだとも。いまIE7のベータ版も公開されていますが、はっきり言ってFirefoxの二番煎じ。RSSフィードアイコンまでまったくおんなじ(笑)。ついでに次期Officeの開発まで遅れて、Vistaにつづいて発売延期が決定するというおまけつき。あまりのお粗末ぶりにApple陣営は笑いが止まらないでしょう。ITMSやi-Podが絶好調なApple側は、今年、一気に攻勢をかけてくるのではないでしょうか。

 NYTimesの関連記事によると、それでもMicrosoftの株価にはさほどの影響も見られず、Dellなど大手PCヴェンダーも楽観視しているらしい。ソニーのPS3が春から秋に発売が延期になったので、MicrosoftはXbox360の増産を決めたとか。次期Windowsの発売が来年はじめにずれ込んだので、Xboxにとってはかえってそのほうがよかった、なんて発言をしているアナリストがいましたが、ふつうの人の感覚から言わせれば、そもそもゲーム機とPCは購買層がちがうんじゃないの? と言いたい気もするけれど…。米国では日本以上にPCの家電化というか、リヴィングルーム進出が進んでいるみたいなので(住宅事情が決定的にちがうためでしょう)、ゲーム機を買う客=PCを買う客層なのかな?

 そして、これとはまったく関係ないことながら、こちらの記事を見てまたビックリ。いま、日本でも急速に無線LANが普及してきていますが、通信を暗号化せずに使っている人ってそんなに多いのか、というのが率直な感想。…自分はいまだに有線LANなのでわからないけれど、無線LAN内蔵ルータとかアクセスポイントって初期状態で暗号化が設定されているんじゃないのかな…???

 …記事中、あえて電波を「タダ乗り」させている人の言い分が笑えますが、そんなことしているから悪乗りするクラッカーやスパマーが増え、結果として図らずもそのような手合いの片棒を担ぐことにもなりかねません。ある日突然、当局へ連行…なんてことになりかねませんぞ。自分はMacだから大丈夫、という人を見かけますが、現行のOSXシリーズもWindowsもLinuxも、ベースになっているのはおんなじUnix系統OSなので、そうとも言い切れません。セキュリティについてはお互いに気をつけるにこしたことはありません。

posted by Curragh at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | OS/PC関連

2006年01月28日

Apple帝国の逆襲なるか

 今月25日付のNYTimes電子版。同紙IT技術関連コラムニスト、デイヴィッド・ポーグ氏の書いた記事を読んで、悟りの遅いなまくらな頭の持ち主はいまごろになってあることに気づいたのでした。

 ひょっとしたら今年、コンシューマ向けコンピュータOS分野でAppleがMicrosoftの牙城をあっさり切り崩すのではないか、と。

 理由はなんといってもAppleがそれまで採用してきたMPUをIBMからIntel製品へ切り換えたことです。圧倒的シェアを誇るIntel製チップを使用するということは、理屈の上ではWindows互換マシンとしても使えるということ――極端な話、Intel製品対応版Macを買えば、追ってWindowsOSも動作させることだってできる、ということです。うまくすればMacとWindowsのデュアルブート環境だって夢ではありません。(ただしデバイスドライバがらみの問題があるのでそのへんが解決されれば、の話。そうかんたんにはいかないかも)。

 Microsoftは次期ヴァージョンWindowsであるVistaの開発にえらく手間取っているみたいですが、このままではいままでどおりには「消費者囲い込み」とはいきますまい。Office製品でも近年、オープンソース陣営のOpenOffice.Orgが着実に追い上げていますし(自分も使ってます)、OS分野でも、格安のLinux系OSに押され気味のMicrosoft。

 …もしMacマシンでWindows環境も両立できるようなら、はじめからMacマシンを買ったほうが得に決まっているので、「AppleがMPUをIntel製品に切り換えた」という「事件」は、PC業界全体のtrendじたいを大きく変えそうです。

追記です
posted by Curragh at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | OS/PC関連